こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
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学童保育のOBたち

2011-06-25 23:53:00 | 日々のあれこれ
今日は、子供たちが小学生の6年間を過ごした学童保育所「三ツ境なかよし学童」のOB会でした。
通常、OB会に親が行くことはないのですが、主任指導員の忌引きのため、頼まれて3人の母ともう一人の指導員とで見守ることとなりました。

しかも今日は、先月亡くなった元指導員の先生の追悼会でもあります。

食事の準備は、ケータリングを利用してすごく楽をしました。

そして、開始と同時にばらばらとOBたちが集まってきました。

今日集まってくれた子供たちは、上は26歳から中学3年生までで、26名ほどでした。

みな、それぞれ学生だったり社会人だったり、結婚している子もいました。

小学生だった子供たちが、それぞれ大人になって、入り口がガラッとあくたびに「誰?」「あ!!○○ちゃんだ!」と歓声が上がります。
「わー、久しぶり~!元気だった~?」
やがて、みんなガヤガヤワイワイと楽しそうなOB会の始まりです。

ここは、6年間学校から帰った後で過ごした、いわば第2の家ですから、みな「同じ釜の飯を食った仲間」ということになります。

私たち親は、普段会わないOBが来るたびワクワクドキドキです。

なかには、ジャニーズばりのイケメンになっている子もいたり、的屋のアンちゃんみたいな恰好で来る子もいたり、なかなか楽しめました。

大きな身体で「こんばんは―」と入ってきたK君。
子供の頃はとんでもない悪がきで、まず言う事を聞かないし、すぐに手が出る足が出るの暴れん坊でした。
でも、あるときお母さんの再婚で、学童をやめて引っ越して行ってしまった子です。
そのK君が、何と敬語で話をしてきました。
「えー!!K君が敬語をしゃべってる~!?」びっくりしました。

でも、思い白いものです。
見ていると、あのころの落ち着きのなさや、食欲や、大きな身体の割に甘えん坊のところは全く変わっていませんでした。

他の子たちも、それぞれ大人っぽくなったと思っていたら、結局終わりころには「ドンじゃらやろうか!」「ウノやろうよ!」と、あちこちでゲームが始まります。
そのうえ、ワーワーキャーキャーと大騒ぎで盛り上がっていました。

そうか~。
子供たちは、私たちにとってはやっぱり子供たちなんだなぁ。
みんな大人になったけれど、中身は相変わらず人なつっこくて、ここに来れば無邪気な仲間に戻ってこれる。

大人たちはそんな子供たちを眺めつつ、「なんだ、結局中身はそのまんまなんだね~。」と妙に納得。

そういえば、主任指導員が「おやじたちを見てみればわかるよ~、みんな本当に子どもみたいだから。」って言ってました。

一緒に手伝ってくれたOさんは「ってことは、やっぱり人間の中身は小学生くらいまでで完全に形成されちゃうんだね。勉強になったわ~。」とつぶやいていました。

三つ子の魂百までも・・って言うけれど、本当にそうなんだねーと実感したOB会でありました。

10時の解散後は「19歳以上駅集合~!」とか言ってました。
真っ赤な顔した成人のOBたち。

みんなそれぞれがんばれよ~。