こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
在宅緩和ケアのお話や、日々のあれこれを書き留めます。
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寝ちゃいましたぁ・・・

2011-06-16 23:55:45 | 訪問看護、緩和ケア
さて、今日は何を書こうかな・・と思っているうちに、とてつもない睡魔に襲われて、9時半過ぎにちょっとだけと横になりました。

そして、はっと気が付くと部屋には誰もいず、すでに12時近く・・。

結局2時間近くも爆睡していたわけで、最近は時々こんな状態でブログ更新もさぼります。

こういう寝方をすると、身体は痛いしどうも中途半端でボーっとしてしまうので、なるべく避けたいのですが、なんだか今は目が覚めてしまいました。

まあ、明日は金曜日なのであと一日頑張って過ごせば、また寝だめができるのでいいとします。

それにしても、今週は結構濃い一週間でした。

随分とたくさんのお別れに関わってきましたが、「死」というものをじっくりと考える時間が持てたような気がします。

何かがわかったような。(何かが何かは表現できないのですが・・)

今日は、看護学生が二人と、訪問看護研修の実習生が二人来ていて、ステーションも賑やかでした。
研修の二人は、現役で訪問看護をやっている仲間ですから学生さんとは違い、より実践的な視点で同行をされたり質問をされたりしていました。

やはり各ステーションで、モチベーションや取り組み方や考え方は違うので、他のステーションを見るというのは、とても刺激になりますね。

一人の方が、うちのスタッフの横との連携や、患者さんの心に寄り添う姿勢に感銘を受けてくれました。
日常のスタッフ同士の会話にも、いつも熱い思いがこもっていて、心に寄り添おうとするのがよくわかると言ってくれました。
それは、どんなほめ言葉よりもうれしい言葉です。


いま、二人の娘さんがお母さんとの別れを前に、それぞれが死と向き合っています。


心揺れながら、無我夢中で介護をし、常に葛藤の中、張り詰めた糸のような繊細さで向き合うひと。
穏やかな時間に身をゆだねて見守っているひと。

病気も背景も、そこに至る過程も全く違うご家族ではありますが、お母さんへの思いは、皆同じだと思います。

そこに寄り添うスタッフもまた、その家族の思いに揺れながら見守っています。

その反面、新しい患者さんも次々と入ってきます。

めまぐるしい毎日の中で、どんなに忙しくても、やはり心に寄り添える訪問看護ステーションでありたいと思います。