こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
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計画停電をどう乗り切るか?

2011-03-13 21:33:30 | 東北地方太平洋沖地震関連
明日から、とうとう計画停電が始まりますね。
3時間程度の停電で、少しでも東北の人たちに電気が送れるのなら、少しぐらいの不便は何ともないのですね。
ただ、患者さんで心配なのが酸素、ポンプ、人工呼吸器、エアマットなどです。
頚損で排便ケアのかたが、さっそく心配して「エアマットの切れる前に排便よろしく」って電話がありました。
独居の方も心配です。

明日はまず、その辺の調整から始めないといけませんね。

さっき、市の訪問看護連絡協議会の鶴見のマロンさんから電話があり、各区の停電時間を調べてくれているとのことでした。(さすが!頭が下がります。)
FAXも頂いたので、区内のステーションに回すつもりです。

うちのおじいちゃんに、懐中電灯用意しといてって言ったら「ないよ。手動のやつしか。いいよ、寝ちゃうから。」という楽観的なお答え。
おばあちゃんなんか、ノーコメント知らん顔です。(今日は朝から超不機嫌なので・・)
びっくり。
「夜十時まで真っ暗になるよ。トイレだって困るでしょう?」
「そう?」
「・・・」
とりあえず、LEDライトのスタンドを一個貸し出し、階段の上り口(一階のトイレもあるので)に懐中電灯をぶら下げ、食事はキャンプ用のランタンを使う予定です。
電池のミニランタンランタンが二つ、ナイトダイビングに使っていた強力ハロゲン懐中電灯が一つ、私が常に持ち歩いているミニハロゲンライトが一つあります。
子供たちは、アイポットタッチを懐中電灯モードで使うようです。

明日は、初めての計画停電。
心配なのは、蝋燭を使っての火災が起きるのではないかと言う事。
ダメって言っても、準備がない人は使っちゃうかもしれませんし・・。
とにかく、国中で協力しないと!
東北の人たちに電気を送らなきゃ。


震災の被害は、ますます悲惨な状況を伝えています。

原発も被爆者まで出してしまい、これは世界的な問題になっています。

そして、いまだ行方が分からない人たちが1万人を超えている現状です。

愛するご家族と離れ離れになり、安否がわからない方や、亡くなってしまった方のことを思うと、胸がつぶれる思いです。
一人でも安否が確認され、生きて戻ってこられることを願っています。

その中で、世界の日本に対する見方が、わかってきました。

もしかしたら、日本は世界の置いてきぼりになっているのかと思いきや、実はそんなことはないのだというコメントがたくさんあるそうです。
日本人の勤勉さや、強さや、律義さ、底力を信じて応援してくれていることがわかります。
改めて、どういう評価を受けているのかがわかるブログを見つけました。「地震で改めてわかる日本人のスゴさ!」という題で海外のコメントが紹介された内容に、涙が出ました。

日本は、頑張れるのだと確信しました。

テレビでも言っていましたが、外国の人たちが一番驚いたのは、「これだけの規模の大地震に見舞われたら、ほかの国ならもっと、とてつもない被害と混乱を招いたであろう」と言う事だそうです。
もちろん、今被災されている方にとっては、とんでもない話ですが、日本人がこれほどまでに地震や津波に対して手を打っていなければ、この何十倍何百倍の被害になってただろうと言うのです。
そして、冷静で周囲をきずかい、お互いを励ましあい、我慢強く秩序を守る国民性に簡単の声が上がっているのだそうです。
たしかに、津波やハリケーンのあとに、略奪や暴動が起きたり、物資の横流しがあったりする国が多い中、日本人はお互いを支えあって頑張っています。

すごい国なんです。

きっと今度もこの苦しみや悲しみを乗り越えて、また一から立ち直る力があるのだと信じています。

少しでもできる協力をして、東北の人たちを応援したいと思います。
頑張りましょう!!