こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
在宅緩和ケアのお話や、日々のあれこれを書き留めます。
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My Book 出来あがりました!

2009-08-07 23:15:30 | 日々のあれこれ
ジャーン!  今朝、届きました。

私のブログが、自分だけの本になって届きました。
これは、私の、生きている証です。
そして、これから先私が死んだとしても、この本は残ります。
子供への大切なメッセージをちりばめて。
お母さんは、こんなことを考えていたんだよ。と・・・・

紙質も結構よくて、写真もきれいに載っていましたよ。

400ページまであります。

なんだか嬉しくて、自己満足の固まりではあるものの、なんども開いたり閉じたりしています。

考えてみれば、むかしからある「日記」が製本されただけだけなんですが・・
みなさまからのコメントまで、しっかり入っているんですよ。

ブロガーの皆様で、まだご存じでない方、いかがですか?
(ちなみに、結構お高いのが玉に瑕ですが・・でもまあ、記念と言うことで

ところで、先日在宅緩和ケアに支援をされている勇美財団から、冊子が届きました。
ひとつは、勇美財団でつくられた、「病院から家に帰りたい」ひとのために
という冊子で、これは病棟ナースや訪問看護師、医師むけの冊子です。

もうひとつは、病院から在宅へ帰ろうか迷っている患者さんやそのご家族向けの冊子です。
こちらの方は、最近よくみかけますが、兵庫県の桜井クリニックでの企画、制作と書いてあります。

これは、表紙を大きく開いたところです。

ちょっと見にくいかもしれませんが、和風の玄関が少し開いていて、庭へ続く小道には箒とチリトリ、庭木の下にはコリー犬と犬小屋があります。
その奥は、縁側と和室がちらりと見えている。

そんな構図です。
この絵、すごく好きです。
なんだか、昔住んでいた家みたいで、本当に「ただいま~」って、玄関開けたくなります。

表紙には、「あなたの家にかえろう」と書いてあります。
その横に小さな文字が、こう記しています。

     あなたもわたしも
  仕事が終われば家へ帰る。
     それと同じように
人生という仕事が終わるときは
        家に帰ろう。
  
ストレートな表現に、戸惑う人も、拒否感を持つ人もいるかもしれないけれど、
最後の場所を探している人にとっては、きっと何よりほっとするフレーズかもしれませんね。


文字って、すごいと思います。
文章を書くということは、すごく難しいですよね。
自分のひとりごとみたいなブログでも、やっぱり表現するのは難しい・・・。

でも、だれか一人でも、自分の書いた言葉に感じてくれれば、それはすごくうれしいことです。

だから、へたでもヘンでもいいんです。
とにかく、気持ちを文字に乗せて、誰かに届くように。
ちょっとでも届いたら、ご連絡下さいね。