本日午前中に金沢医療センターでパーキンソン患者様を対象に講演会をさせていただきました。
100名近くの患者様がお集まりいただき、今までの最高な人数であったとお聞きしています。
皆さん大変に熱心に聞いていただき感謝です。しかし、パーキンソン病患者様のリハビリテーションには充分ではない事もよくわかりました。ただし、これは全国的な傾向ですが・・・
私が熱く語ったのは、
1 パーキンソン病は筋が硬くなく疾患ですので、筋力をつけるだけでは良くならない。
治療のなかで、重要なのは硬くなっているところの皮膚や筋の伸張である。
2 正しい姿勢、運動をトレーニングできないと、悪い姿勢、運動が習慣となる。
3 退行性疾患であるが、薬物療法、リハビリテーションが適切に行われていれば、症状の悪化は少なくできる。
実技を含めて、1時間を近く熱くかたりました。短時間の実技でも改善することも実感していただきました。
金沢医療センターの方の素晴らしいチームワークで企画されていることもわかり、スタッフの皆さんに感謝したいと思います。
また、機会があればお願いします。
実は 私は (株)アイペック より 「パーキンソン病と理学療法」という書籍を出しています。
よろしければ、参考にしてください。