今日は9時から参議院決算委員会質疑をしばらく視聴です。印象に残ったのは3年前、自民党青年局で「TEAMー11」(チーム・イレブン)を立ち上げた小泉進次郎内閣府復興大臣政務官の「私たちの世代にとっては東日本大震災は戦争にも匹敵する・・・」の答弁でした。続くヤマ場を向かえた戦争への道、集団的自衛権行使容認についての論戦は夜にネットなどで・・・。
そして10時からは市議会6月定例会ネット生中継があるのでパソコンに向かいました。冒頭で樋口議長より先月に急逝された伊井澤副議長に哀悼の意が表され、本会議場で全員が黙祷し私も故人を偲びながら手を合わせました。その後、古畑議員の追悼演説や副議長選挙などが続き、米田市長の「行政報告」までを視聴です。驚いたことは副議長選挙で、樋口議長と同じ最大会派「清生クラブ」から大滝豊議員が選ばれたことです。有効投票数19票のうち17票が大滝議員で、根回しがあったのか正副議長とも同じ会派という異例さです。さらに議会運営委員会倉又委員長も同じ会派で、市議会の過半数が「清生クラブ」で占められている危うさが伝わってきました。
ところで市環境生活課へ電話を入れてから一週間が経過し、国道沿いの「オオキンケイギク」はそのままです。「セイタカアワダチソウ」よりもかわいい黄色い花なので、環境省の特定外来生物になっていることを知らない人たちが多いようですね。お役所は中途半端でなくしっかりと連携しながら駆除に努めるべきではないのかと、いろんな道路沿いの「オオキンケイギク」に目をやるこの頃です。下の写真は昨日、能生谷へ向かう県道246号沿いです。いつの間にかユニークなジオパークマークと棚口温泉マークがしっかりと付けてあることを発見です。
今夜の報道ステーションでは、海部俊樹元総理大臣が集団的自衛権行使容認についての警鐘です。湾岸戦争前年の1990年、米ブッシュ大統領に自衛隊の派遣を強く要請され、憲法9条「国の交戦権はこれを認めない」を持ち出して断ったことなどを語っていました。この背景には後藤田正晴元官房長官からの厳しい提言もあったそうで、いま安倍首相が個人の主観で憲法解釈を変えることは危ないとまで言い切っていました。改めて安倍首相の周囲は、原子力規制委員会といいNHKや安保法制懇の“仲良し人事”ばかりの危うさです。“数の力でなんでもやれる”そんな意味でも、糸魚川市議会の“仲良しクラブ”中心の議会運営の危うさを痛感してしまう一日の終わりです。