すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

69年目の沖縄慰霊の日と「やさしい空」と青梅

2014年06月23日 | 日々思うこと

昨夜からの雨も上がって昼頃には晴れてきました。今日は69年目の沖縄慰霊の日で気温32度という中での「沖縄全戦没者追悼式」をNHK画面で見聞きです。石垣市の小学3年生の増田健琉君が遠い空の下の戦火に思いをはせた詩「空はつながっている」を朗読です。

「空はつながっているのに どこまでが平和で どこからがせんそうなんだろう」、「せかいは手をつなぎ合える 青い空の下で話し合える だから こんなにきれいな花がさくんだ だから ぼくの上に 青い空が広がっているんだ」と、いつも見上げる「やさしい空」の向こうに、戦争をしている国があることを知り悲しくなったと、心に響く朗読でした。

その後に続く内閣総理大臣としての安倍首相の挨拶は、集団的自衛権の行使容認から「集団的安全保障」までを言い出しただけに空々しく政治家としての言葉の軽さを感じてしまいます。またNHKでは対馬丸記念館からの中継で、70年前の8月に長崎へ向かう学童疎開の子どもたちを乗せた対馬丸が米軍の魚雷襲撃で沈没し、1400人以上の子どもたちが犠牲になったことを伝えていました。子どもたちへ平和な未来が残せるのか、沖縄の強い決意が画面から伝わってきました。

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そして2000年のこの日、雑誌「あごら」の斉藤千代さんの呼びかけで、35度の炎天下の中を姫ゆりの塔から摩文仁(まぶに)の丘までの平和行進(NPO主催)に参加したことを
昨日のことのように思い出します。写真は土曜日の朝、静かな須沢海岸に小舟がどんどん集まって来て、海も空と一緒でどこまでもつながっていることを感じます。

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昨日曜日は上越市民プラザへ出かけ、久しぶりに“女性学”を一緒に学んだ人たちと再会です。帰り際に友人から青梅をいただいたので、今年はカリカリ梅を漬けることにしました。ボールの水の中で青梅が膜を張ってヒスイのようにきれいです。

※小林さま、コメントありがとうございます。明日の貴ブログで「オオキンケイギク」を確認します。