すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

令和の即位の礼と神仏習合と

2019年10月22日 | 日々思うこと

今日の都心は冷たい雨、台風19号の被災地も同じ無情の雨と寒さで復旧作業を妨げています。NHKでは朝から番組を変更して即位の礼の中継で、午後1時からしばし垣間見る即位の礼正殿の儀に目を見張りました。

天皇陛下の即位宣言では「日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるところにより皇位を継承・・・、国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います。」と、平和という言葉が何回か出てきたことが印象的でした。

都心の広大な面積を占める皇居での即位の礼は、時間がゆったりと流れ平安絵巻さながらの非現実的な何だか歴史映画を見ているような錯覚です。その後は予約のかかりつけの歯科医院へと急ぎました。

夕方帰宅し急いで着替えてから、子どもの頃からの知り合いのHおばさんのお通夜へ出かけました。一人暮らしが長く晩年は認知症で施設へ、それでも87歳まで生き切ったお元気な頃のやさしさを思い出すひと時です。そしてご住職の説教(?)は「限りあるいのち、自分の死を見つめることで生き方が違ってくる」と・・・。

そんなことで今日は9時から皇居賢所での神事で天照大御の神が登場で、夜は南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)・・・、神仏習合のお頭が混乱のあわただしい一日でした。明日は大地を震撼させた中越地震から15年、久しぶりの晴れ間がありそうな予報です。