台風18号は温帯低気圧に変わって一安心ですが、朝から強風が吹きまくって新潟県内は大荒れです。今日から第4次アベ再改造内閣後はじめての臨時国会が召集され、午後からアベ首相の所信表明に耳を傾けました。
憲法についてアベ首相は「令和の時代に、日本がどのような国を目指すのか。その理想を議論すべき場こそ憲法審査会ではないか」とし、「私たち国会議員がしっかりと議論し、国民への責任を果たす」と主張です。日本国憲法の崇高な理想をさて置きながら、改憲は国民への責任と主張するならば、やるべき優先順位が違うのではと国民遊離の政権であることが伝わってきます。
ところで先月、ネット上で大臣の「所管外」という言葉がにぎわしていました。これは改造内閣が発足した際の記者会見で、河野防衛大臣への持論の脱原発について「所管外なので」と回答を拒んだことがきっかけです。原発の担当は直接的には経済産業省ですが、「大臣になったから持論は封印」という姿勢でよいのでしょうか。
また高浜原発の関西電力幹部への不透明な金品受領問題、監査役会も機能しておらず新たな事実がどんどん浮き彫りになって連日そのおぞましさが伝わってきますが、原発エネルギー政策を推進してきた政府、そして経済産業省の見解がなかなか見えてきません。
9月30日のきっこのTwitterです。政府は今回の消費税増税の半分は子育て世帯の幼児教育や保育無償化、低所得者の生活負担感を和らげるための社会保障へ、残りを国の財政負担の軽減などによる社会保障の安定化にあてる方針です。またアベ首相は「1億総活躍社会」に向けて、「子どもからお年寄りまで、全ての世代が安心できる社会保障制度を大胆に構想する」と述べていましたが、これで国民が本当に豊かに安心して暮らせる社会になるのかと疑問を抱いてしまいます。
先月、中国を訪れた新潟のブログの友Kさんが、元社会科教師だけに731部隊など赤裸々に綴っています。私日記「のびる」 ~新潟より~