すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

福島原発2号機の汚染水と戦後70年談話

2015年02月25日 | 日々思うこと

福島第一原発2号機の屋上に溜まった高濃度の汚染水のニュースに、東京電力のズサンさと隠ぺい体質が伝わってきます。昨年4月から雨が降る度に排水路から海に流れていたそうで、福島漁連は「信頼が失われた、もう信用ができない」と・・・。東京五輪を誘致したいがために国際社会に平気で「コントロールされている」とウソをつく安倍首相、これではコントロールどころではありません。『通販生活』2015春号「原発が一基も動いていない二0一五年・・・原発が動けば、シャッター通りが明るい通りに戻るんですか。・・・」の表紙にハットしました。

また先日の上越新幹線の車中でJR東日本の『トランヴェール』2月号特集“北陸が育んだ天才絵師たち”の中に、お米を使って福島県を表現したJA全農の広告が目に留まりました。猪苗代湖や山並みの高低さも明瞭で、心にくい広告デザインに惹きつけらました。

さらに本誌では北陸新幹線「上越妙高駅」開業として、上越市が全国に誇る名産品「メイド・イン上越」の認証登録品の数々を掲載なので、さて糸魚川市はと気になりパラパラと開いても広告が見当たりません。家に着いてから裏表紙一面に糸魚川市の「それなら、新幹線で糸魚川へ。」を見つけましたが、何だかパッとしない老眼鏡をかけなければ分からないほどの小さな文字の写真説明などに失望です。何よりも本誌を手にした多くの人たちが北陸新幹線に乗って糸魚川まで行きたくなるような広告にすることが肝心ではないでしょうか。

今日は「戦後70年談話」の16人による有識者会議がスタートで、早くも国内外から論議を呼んでいます。コメントでもお寄せいただきましたが、自民党稲田朋美政調会長の「総理の談話なんですから、総理に任せるべき」はかなりの問題発言です。戦後談話は政府公式の見解で国家としての歴史的な談話ですから、今の段階で与党政調会長からこういう言葉が出ること事態に安倍政権の右傾化を危惧してしまいます。

また八海山の山並みの写真をお褒めいただきましたが、上越新幹線ではなく「ほくほく線」はくたか号の車窓からの写真です。越後湯沢駅をかなり過ぎてのスピードでしたので、窓ガラスに顔を近づけての一枚でした。