如月2月の終わりになってまた雪がチラチラと舞う寒さです。北陸新幹線開業までいよいよあと15日となり、先日届いたJR西日本ジパング倶楽部『旅のアトリエ』3月号「北陸新幹線で旅に出よう!」は、まさに旅に出かけたくなるような企画が盛りだくさんです。勿論、西日本エリア以外の全国の観光地が“まる見え”で、今年もまた福島の桜に会いに行きたい気分です。そして3月14日の開業に向けて新しい時刻表からも新鮮さが伝わり、目を細めながらページをめくりました。
“まる見え”といえばデンカ社アパート解体工事現場は、いつの間にか防音シートは撤去されて、最後の3棟目の取り壊しが始まりましたが、国道だけでなく幹線道路からも“まる見え”で行き交う人たちも驚いているようです。今日は騒音もさることながら窓ガラスも振動するほどの強さで、一日中家にいる人にとっては精神的もよくないようで、音に敏感な我が家の愛犬もストレスが蓄積気味です。先日のNHKプロフェショナル“赤プリ“の取り壊しを思い出しながら、こちらは企業城下町のこと故にまだしばらくの間は辛抱ガマンということでしょうか。2枚の写真は南側の国道からと北側の市道から昨26日に撮ったものです。
ところで今日の国会衆院予算委員会は西川前農水大臣に続き、望月環境大臣や上川法務大臣らの献金問題に質問が集中です。民主党の後藤祐一議員の「安倍政権はカネまみれ政権だ」に、安倍首相は「言葉には気をつけたほうがいい。何の根拠もなく、とんでもない決めつけだ」と・・・。先日の事実誤認の「日教組ヤジ」があっただけに首相のこの発言に笑ってしまいました。さらに安倍首相は語気を強めて「民主党政権時代にも外国人献金が問題に・・・」と逆襲です。
ことの本質は国の補助金を受けている企業団体からの政治献金ということが問題のはずですが、驚いたことに国の補助金の交付決定を「知らなかった」ならば違法とはいえず問題ではないとする法の抜け穴が見えてきました。これでは知っていたと認識しても「知らなかった」と言えば済むことで、こんなバカげたことが続く限り日本の政治は三流と見られても仕方がないようです。それにしても政治家はどうしてこんなにカネにつまづくのでしょうか、国も地方も“濡れ手に粟”の議員が多く存在しても、市民には“まる見え”どころか知る余地もないようですね。