すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

「分からない人は分からない」!?

2015年02月23日 | 日々思うこと

先週上京前の19日、デンカ社アパート解体現場は2棟の東側一部がまだ残っていましたが、東京から戻ると地上部は跡形もなく取り壊されていました。金曜日に幼稚園行事のため家にいた娘夫婦は居住スペースが2階のこともあってモノ凄い振動だったと・・・、ご近所の人たちも口々に同じことを話していました。

 

また国道から見ると解体現場は“軍艦島”のようだと表現する人たちもいて、変わりゆく地域の風景をSONYの安いデジカメで撮り続けて来ました。変わりゆくといえば北陸新幹線開業で、これからは上越新幹線に乗車することがないのではと東京駅ホームに入ってきたMAXとき号を撮ってみましたが、動く物体をカメラに収めるって難しいですねえ。

越後湯沢駅からの「ほくほく線」はくたか号も同様で、これが最後かと六日町辺りの車窓から八海山の山並みを・・・。糸魚川駅に到着するとホームには多くの“鉄マン・鉄ジョ”が高級カメラを首から下げての撮影です。3月14日を目前にした街なかですが、一時のお祭り騒ぎに終わらぬようにと・・・。そして昨日の春一番で最高気温が18度を超え、今日は朝から小雨模様で春が少しずつ近づいていることを感じます。

ところで国会衆院予算委員会での安倍首相、民主党議員への「日教祖ヤジ」に驚いていたら、今日になって「日教組は補助金をもらっていた事実はなかった」と撤回です。さらに夕方になって西川農林水産相は一連の献金問題で「分からない人は分からない」と反省のない開き直りの辞任です。第2次安倍内閣から3人目の大臣辞任という失態に、辞めれば済むことなのか、撤回すればその認識が変わるのか、政治家の言葉の軽さに呆れてしまいます。

糸魚川市議会3月定例会も今日からスタートで、「緊張感に欠ける“仲良し議会”をもっと厳しく直視してほしい」という市民の声が聞こえます。介護保険や国民健康保険の値上がり、保育園・幼稚園の民営化の動きが市民の見えないところで進められていますが、見えないといえば市議会HPでは上程される議案をまったく見ることができません。以前からこの改革すべき点について指摘してきましたが、市当局や市民代表の議員ら為政者の意識は低く“開かれた議会”とは程遠い現状が続いています。悪しき国政を支えているのも地方議会ですが、 これも「分からない人は分からない」ということでしょうか。