集団的自衛権の行使容認の閣議決定後のメディアの伝え方に注視です。一番気になったことは公共放送のNHKで、「これで行使が可能になるわけではない、関連法案が通過しなけれ・・・」と、まるで閣議決定を軽視しているような姿勢です。3日夜のクローズアップ現代では菅官房長官が生出演で、「これで直ぐに行使される訳ではではなく法整備には4ヶ月ほどかかる」と、NHKは問題をすり替えて政府お抱えの放送機関のようでした。
そんな中で1日付け新潟日報社説は、「集団的自衛権 議論なき“改憲”許されぬ」の見出しで論調高く、『憲法改正が必要なら、国民投票法も成立した今、正々堂々と国会発議を試み、国民的議論を経て進めていくのが筋だ。最低でも、改憲を公約の第一に掲げて総選挙を行い、国民の信を問うのが本当だろう。原点に返って考えたい。他国のために実力行使した瞬間から、その相手には日本は紛れもなく敵だ。全力で反撃される。その時、日本にとって「必要最小限度」はあり得ない。』と鋭い切り込みにまったく同感です。
そんなことで法律の専門家でなくとも、安倍政権の憲法解釈は違憲であることが一目瞭然です。先ず一番目は憲法9条(戦争の放棄、軍備・交戦権の否認、武力の行使、永遠に放棄)、続いて96条(改正手続き)、99条(天皇・公務員の憲法尊重・擁護義務)、そして憲法前文(主権は国民に存する)・・・。
http://kenpou-jp.norio-de.com/
これほど憲法を無視し違反を重ねる安倍首相であることをしっかり記録に留め、これが終わりではなく恒久平和への闘いのスタートであることを認識してゆなけばなりません。
今朝は気分を変えて愛犬との散歩で、ご近所のゴーヤの棚を撮りました。一ヶ月ほど前に棚を設置し始めていたご主人の熱心さもあって、ゴーヤはすくすくと生長し真夏が近いことを感じます。そして昨日は今季初めての根知谷のブルーベリーが届きました。初どりの実を学校から帰ったばかりの孫は「のうやくをかけていないからね」とパクパク・・・、いよいよ私のジャムづくりも本番です。そして今日の天気予報はハズレて朝から青空と太陽で、上越から娘家族が泊りがけでやって来ました。