すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

長野五輪から16年・・・

2014年02月17日 | 日々思うこと

ソチ五輪の熱戦で夜更かしをする人が多いようですが、冬季五輪を向かえる度に98年長野五輪の辛かったあの頃を思い出してしまいます。いつも私の活動を支えてくれた母が右肩の痛みで整形外科病院へ入院して一ヵ月、坂道を転げるように容態が悪化する中で肺炎になって救急車で姫川病院へ転送されました。この年の冬は厳しい寒さが続いており、連日の付き添いに心身ともに疲れきっている私には、姫川病院の2階ロビーのテレビからの長野五輪の様子は別世界でもありました。特に男子ジャンプの活躍に日本中が歓喜する中で、とても辛い時であり母は転送からわずか6日後に息を引き取りました。あれから長野五輪はトラウマのようになって悲しかったあの頃を忘れることはありません。


昨日曜日は平地では雨でしたが、根知谷のシーサイドバレースキー場は雪とのことで、小学一年生の孫の市民スキー大会デビューでした。市主催の大会とあって数日前から市HPを開いてもまったく情報なしで、2週間前に行われた早川地区(焼山の里ふれあいセンター周辺)でのノルディック競技の結果報告だけが掲載です。市公式ページがタイムリーに活かされていないことに首を傾げたのは
私だけではなかったようで残念に受け止めた。

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写真は昨暮れに市内の苗屋さんで求めたデンドロビュームで、直径8センチ程の小さな鉢のラベルに「あすか」と記載されていました。一鉢300円程でつぼみも固くてこれでは花が咲かないのではと不安になってしまう程でしたが、置き場所などに注意して育てていたら次々とつぼみが膨らんできました。東京ドームでは今「世界らん展2014」(15日~23日)が開催されていますが、この格安の小さなデンドロビュームに愛おしくさを感じています。そして長野五輪から16年、娘たちも結婚して3人の孫に恵まれいのちが引き継がれてきました。明日は母の祥月命日で、私も亡き母の年齢に近くなってきました。“記憶は記録”と、悔いのないように日々打ち込んでゆきたいと思います。