オリエンタルの「即席ハヤシドビー」。
オリエンタルの楽天市場店で、そのレトロチックなパッケージに魅かれて買ってしまいました。
ハヤシドビーって何?
どうやらハッシュドビーフのようです。
昭和20年代から頑なに、当時の商品名にこだわっているという、オリエンタルの社風が伺えます。
私は、この商品、即席のハヤシライスと理解しました。
何しろ、用意する材料は、肉と玉ねぎだけ。
あまりに寂しいので、ブナシメジも入れることにしました。
(マッシュルームが入っていることがありますよね、その代わりです)
肉と野菜を炒めて、水を入れて沸騰したら火を止めて、粉のルーを入れ煮込むだけ。
出来上がりました~。
ちょっと、色がハヤシっぽく無いですが---。
あと、最初はとろみがあったのですが、再び火を入れたらシャバシャバに。
これは、オリエンタルの即席カレーにも言えることですが、煮込めば煮込むほどシャバシャバになります。
なぜでしょう!?
さあ、食べましょう!
味見のときから思っていたのですが、これは思い描いていたハヤシライスではありません。
かと言って、カレーのように子供の頃に食べていた訳では無いので、懐かしい味とも言えず。
生まれて初めて食べる味。
まず、ハヤシライスにありがちな酸味がまったくありません。
トマトの酸っぱさね、それが無いのです。
クリーミーでマイルドな甘い味。
ハッシュドビーフですから、本来牛肉の風味が欲しいところですが、なぜか鶏がら風味が強いです。
パッケージの原材料名を見ると、チキンパウダーの記載はありますが、ビーフは一文字もありませんでした。
これは、ハヤシライスとは別物。
ハヤシドビーという独特な食べ物です。
ネットの評判を見ると、美味しいという意見と美味しく無いという意見が真っ二つ。
私?
オリエンタルの商品は大好きで、色んな種類を購入して食べていますが、残念ながら今回だけは後者。
まだ3皿分くらい残っています。
味変させて、平らげましょう。