お葬式

普通のお葬式なら、休暇も取らずに、礼服を着て２０分ほど出掛けて来ますが、今日のお葬式は３軒隣のお宅です。
隣組も一緒なので、お焼香だけで済ます訳にいきません。
ましてや、私、組長なのでありますよ。
「頼むから、この１年、誰も死なないでくれ！」と、ずっと祈っていました。

３日前、８７歳のご主人が急逝いたしました。
本当に急で、心臓発作から２時間で逝ってしまいました。
今日は、お葬式。
今は、葬祭場でお葬式のため、隣組も案内係と帳場の立会係くらい必要なだけで、本当に楽になりました。
最も、少子化・高齢化で６軒で７人しか行けない有様です。
私は、玄関に立って案内係。
それから、式後の精進落とし（食事）で締めの挨拶。

喪主になったことはありますが、最後の締めの挨拶は初めてですね。
でも、まあ、最後の最後で、皆酔っ払っているだろう！ということで、緊張はまったくしませんでした。
頭にあったことを、それなりに喋って、お開きになりました。

　

ちなみに、亡くなったご主人、生涯現役の竹細工職人でした。
私も、子供の頃、良く「竹スキー」を作って貰いました。
展示コーナーには、竹かご・ビク・箕などが飾ってありました。
竹かごのところには、若かりし頃の里見浩太朗の写真が掲げてあります。
どうやら、このご主人が作った竹かごが撮影に使われたみたいですね。
凄い職人だったんだ～。


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