半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

神風吹け

2016年02月05日 14時21分20秒 | 日記
雪で暫く中断していた朝のウオーキングを先週末あたりから再開した。
立春を過ぎたばかりの明け方は、厳寒である。
それでも、今のこの時期だからこそ楽しめる風景がある。

            
         

TPP参加12ヶ国の署名式が昨日行われたらしい。
何やら勘違い副大臣が紋付き袴で式に臨んだらしい。
この副大臣ついこの間までは、TPPは強固に反対してはずだが、自ら
の立ち位置が変わったので、瞬く間に変節したらしい。名前を変えた方
が良いだろう。さしずめ三遊亭小遊三師匠なら「便所でお尻を拭く大臣」
と言ったところか。
安倍などは、国家100年の計だと息巻いたらしいが、本当は、開国以来
の平成の不平等条約か米国の強欲資本種主義による最終的な日本収奪
計画ではないのか。
そもそも、自民党はTPPは反対の立場であったはずで、自民党ウソつ
かないなどのポスターは記憶に新しいところだ。
聖域は守ったと胸を張るが、全て米国の筋書きどおりに芝居を打っただ
けで、賞賛されるようなネゴを甘利がしたとは到底思えない。

マスメディアはTPPのメリットばかり宣伝し、デメリットは農業問題
に矮小化し、本当に恐いデメリットには一切触れない。皆保険制度は守
るなどと言うが、名ばかりになるだろうし、そもそも、医療に利潤追求
のシステムを導入した時点で、皆保険制度は壊保険制度に変質するだろ
う。
相手国の法律を凌駕する恐ろしい威力を持つISD条項が効力を発揮し
たら、この国の形はズタズタになるだろう。そこにもマスメディアは、
一切触れていない。
基は言えば、弱小諸国が細々と始めた協定を強欲な米国が横取りして日
本収奪計画に変質させたものである。

米国の選挙戦で承認が遅れるからと油断してはいけない、発行前に日米
の個別のサイドレターがあるはずだから、これに沿って日本は、米国が
望むような形で様々な法律、条例、基準を変えて、日本の全てを差し出
す体制づくりが動き出すはずだ。

もう、いい加減に経済の為に多くの国民を不幸にする政策は止めて欲し
いし、売国政権は消滅して欲しい。

いやはや、神道崇拝主義でも日本会議所属でもないが、神風が吹いて米
国の滅びの悪霊を殲滅して欲しいと思う今日この頃だ。

現状で甘んじるつもりか

2016年02月04日 14時08分35秒 | 日記
件の迷相はあくまでも、言い張る。
まるでアベノミクスが、自分が造りだした万能の威力を放つ
玉のような存在の物言いだ。
アベノミクスで所得が上がった。求人倍率が上がったとか。
地方にもアベノミクスの果実が行き渡るようにするとか。
こんな妄言を上げだすと吐き気を覚えるし時間も無い。

そもそも、内閣府の調査では、2000年には月46万円あった
ものが41万円と減っているし安倍が、最も主張した総雇用所
得も財務省のデータでもアベノミクスで2010年を100とした場
合、2014年が95.5に2015年上半期で89.3と激減している。
ヒトラーが言った「大衆の心情は単純で幼稚である。小さな
嘘より大きな嘘に引っかかる。」を踏襲しているのだろう。
日本のアベルフ・ヒトラーは。
また、こうも言っている。「大衆の理解力は小さく、忘却力
は大きい。効果的な宣伝はスローガンのかたちでくりかえせ。
」これは、安倍政権に限らずいつの時代も使う手だろう。

こんな形で、大嘘を真実と思いこまされた多くの国民は疑う
術さえ知らない。
御用メデイアは、疑いの端緒さえ与えないのだから、無理も
ないことだ。

例えば、甘利の疑獄事件も焦臭くなりそうだと言うことで、
清原の逮捕劇を持ってきた。おそらくいつでも出せるように
ストックしておいて官邸の要請に応えた者だろう。
酒井法子、飛鳥事件もしかり、絶妙なタイミングで出してく
るのだ。
テーマソングと同時にトップニュースで流せば、視聴者の頭
はきれいに入れ替わる。

多分、お行儀の良いデモ行進程度では、この国の政治の潮目
は変えられないだろう。
現状に甘んじ、覚醒することのない多くの国民は殺されても
それに気付かないだろう。

既に雲散霧消したか

2016年02月02日 08時52分33秒 | 日記
甘利経済再生担当大臣の疑獄事件について、ここで書いて
から1週間も経たないのに最早雲散霧消して感がある。

昨日発表された世論調査は、内閣支持率が下がるどころか、
逆に上昇しているなど聞くと、官邸のメデイアコントロー
ルが効いていることが窺える。
仮にこの数字に手心が加えられていないとすれば、権力者
を信頼しているか、権力者の不正に鈍感なのか、寛容なの
か、理解ができていないのかの何れだろう。
こうなるとこの政権にいる者の不正は何をしても許される
こととなる。

これは以前にも書いたがペンを剣に替えて権力者の不正を
追及することをマスコミが止めてしまったことにある。言
い換えればジャーナリズム精神を棄て去り、政権や権力者
が提供することを活字や放送するだけの只の報道機関に成
り下がったことに一因がある。
言ってみれば喰うためには何でもしますという卑しい精神
の表れだろう。
陸山会事件での報道のあれは異常で、まさに権力者等から
提供される出鱈目に輪をかけての報道ぶりは、今回の報道
ぶりや書きっぷりと同根ではある。

支持率調査でいつも目をひくのが、支持する理由で「他に
適当な人がいないから」の数値が高いが、この選択の余地
が無いというのは国民にとって不幸で、何より、それによ
ってあのような者に国の舵取りを任せなければならないと
いうのは最大で不幸である。

とは言え、この夏の選挙で状況が変わるかと言えば、逆立
ちしてもあり得ない訳で、野党第一党の民主党の頓珍漢ぶ
りを見る限り、政権を慌てさせるような事態が起こるはず
も無く、今年は心寒々しい夏を迎えそうだ。