半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

寒中見舞い

2013年01月08日 10時01分37秒 | 日記
連日、ラジオから気象予報士のお姉さんがこの冬一番の寒さを伝えている。
気象用語では暖冬の対義語は寒冬と言うらしいが当たり前過ぎて面白味がない。
冬は寒いのに決まっているしもっと気の利いた言葉がないだろうか。
暑い夏が、猛暑、酷暑に例えられるように猛寒、酷寒の方が実感がある。
しかし、酷寒、極寒などいうのは零下30度になるような寒さを言うのであって、
氷点下10度程度では、其の地の方に失礼というもので、お天気お姉様の暖かい
東京の野外からの中継で寒いを連発されると甘ったれたことを言ってるんじゃないと
ツッコミを入れたくなるのは小生だけか。

我が家の暖房は、各部屋に石油ストーブ、オイルヒーターなどを置いてあるが、
普段は、家族のほとんどはストーブを焚いた居間で過ごす。電気炬燵もあるが電気は
入れずにストーブから出る熱を長い蛇腹のような金属の筒で炬燵に取り込むとこれが
何とも言えない暖かさで家族の会話も自然と弾むし小生の酒も大いにすすむ。

実家では、20年くらい前までは、居間は掘り炬燵であった。踏み炭と言うりんごの
枝などを炭にしたものを掘り炬燵の真ん中に入れ、そこに、熾きと言う風呂を沸かす時
に出る赤々とした炭を入れると踏み炭が熾り、何とも言えない自然の暖かさをもたらして
くれる。たまには、炭になりきっていない踏み炭があって、そこから煙が出て目が痛く
なるなどご愛敬もあった。

子どもの頃には、母が焼いて砂糖醤油で味付けした餅をアルミの弁当箱の中に入れ炬燵
の余熱で暖めておいてくれて、学校から帰ってから食べるのが楽しみの一つでもあった。

石油ストーブを燃やすのも電気であるので、この電気を自給できないか我が家では目下
検討中である。

各家庭が電気を自給できたら、エネルギーのベストミックスなどと原発を温存したげな
馬鹿げた言葉も出ないだろう。
電気の安定供給を言うのなら先ずは、安全な発電エネルギーに切り換えて行くしかないだろう。
天然ガスの購入費が高いと言うが、それも商社ボロ儲けの構造を変えたら、発電コストを安く
できるだろうし、発送電分離をしたら、さらに安全で安価な電気が供給できる筈で、やる気に
なれば出来ないことはない。要は、産・官・学・報などの電気に簇がるムラ社会を叩き潰せば
良いだけの話だ。



松飾り 今日は日影で 横たわり(粗茶)