半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

国民との約束は破るもの。

2012年06月13日 13時59分32秒 | 日記
今、まさに消費税増税を巡って政局が佳境にある。
確か2009年の選挙で国民は、自民党による悪政を糺して欲
しくて、民主党に政権を委ねた筈である。
とにかく、「国民の生活が第一」の政治に大多数の国民が、今
の低迷から抜け出せ、明るい展望が開けると期待したのである。
 その時の選挙では、野田首相も増税してもシロアリが集るよ
うな、今のシステムを変えることが先決だと例の名調子で演説を
していたのは記憶に新しい。

政権を取った後、官僚や身内のはずの閣僚達の裏切りに遭い、
鳩山内閣は消滅し、火事場泥棒的に財務相から総理大臣になった
菅が火がついたように、消費増税の増税を言い始めた。恐らく
財務官僚に誑かされたのだろう。
野田も財務相時に、官僚に洗脳されて、増税の為なら死んでも構
わないとの様相を呈している。

今の自民、公明との三党協議においても増税の為なら、国民との
約束は無かったことにしますと公言している。
これだけの、公約違反の問題を大マスコミは、一切口にしないし、
民主党内の増税反対派を指して、悪人呼ばわりなのである。
国民の大多数が、増税反対しているのに関わらずである。
例えば、不偏不党であるはずのNHKが増税のプロパガンダの急
先鋒を買って出てるのだから、怒りを越えて悲しくなる。
特にN9の大越某は、酷すぎる。
この際、NHK改革を大々的にやる必要があるだろう。

野田もここまで来ると国民の誰もが官僚に利用されているのも理解
できるというものだし、さらに穿った見方をすれば、官僚に何か弱
みを握られているのではないかと勘ぐってしまうのは、小生だけだ
ろうか。
恩着せがましく、国民の生活を守るために、増税も原発再稼働も
しますと言う。厚顔無恥とは、このことだろう。

しかし、此の国の国民は、温和し過ぎる。権力の不正に対して、
あまりにも寛容過ぎる。主権在民と言う言葉を知らないのだろうか。
それとも、主権在官でも僻み根性で、お上任せで、変化を望まず、
その日暮らしを刹那的に送れれば、それで良いのだろうか。