半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

多数が正義とは限らない

2012年06月26日 16時43分36秒 | 日記
予想どおり、財務官僚の高笑いが聞こえて来そうな結果である。

2007年に民主党、自民党の大連立構想が、潰れた時に、当時
代表の小沢氏が、いみじくも言った「今の民主党には政権担当能
力が無い」が5年後の今になって、目に見える形であからさまに
なった。それも、国民の殆どが呆れる程な体たらくで。

やはり、財務官僚の頭の良さは、一介の国会議員を洗脳すること
など、造作もないことなのだろう。
財務省の伏魔殿の大臣椅子で、持て成しを受けた者は、菅しかり
野田も人格まで変わってしまったようだ。
野田は、堂々と選挙演説において、シロアリ退治無くして、増税
などあり得ないと言っていたが、シロアリに集れてしまった。

かつて、痛みに耐えれば、その先には明るい未来があるような、
虚言を吐いて、国民を騙し国民生活どころか、弱肉強食の市場原理
主義を蔓延させ、日本本来の形そのものを破壊したペテン師がいた
が、その御仁と何処が違うと言うのだ。

全ては、財務省の目指す財政再建のストーリーに乗っかって、耳障り
の良い言葉で、国民を欺しているだけでないか。
「郵政改革」「規制緩和」「社会保障と税の一体改革」等々。
まるで、誰かに脅されているかの如き視野狭窄の如き頑なで、かつ
慇懃無礼な態度で、この法案を成立させなければ、政治生命どころか
自らのの命を狙われているかのようである。

あの、自民党の忌まわしき悪政から、解き放たれたくて、政権交代を
望んだ筈なのに、その自民党に輪を掛けた悪政で、国民を失望のどん
底に突き落とした責任は、国会議員から只の人に戻った程度の因果で、
国民が納得する筈はないのだ。

正義は、増税の前にやるべきことがあると訴え続ける所謂造反議員に
あるのか、国民の負託に対して造反した多くの賛成議員にあるのか、
一目瞭然であると思う。