住みたい習志野

市内の情報を中心に掲載します。伝わりにくい情報も提供して行きます。

2023年ドイツ軍人慰霊祭、11月5日に行われます

2023-10-26 01:14:00 | 俘虜収容所

2023年ドイツ軍人慰霊祭(千葉県日独協会ホームページより)

 

2023年ドイツ軍人慰霊祭のご案内
 昨年に続き、本年も通常通りの規模にて以下の通り開催いたします。
 第29回となる今年は、Dr. クレメンス・フォン・ゲッツエ駐日大使、武官室よりラルフ・ペルズィッケ空軍大佐をはじめ、ドイツより来日される来賓関係者の方にご臨席いただく予定です。

 開催日 : 2023年11月5日(日)
 開催時間 : 15:00~15:50 ※従来と開催時刻が異なりますのでご注意ください
 開催場所 : 船橋市営習志野霊園 ドイツ軍人慰霊碑前(船橋市習志野2丁目5-9)
 交通のご案内 : JR 津田沼駅より路線バスで自衛隊前停留所下車(バス約15分)停留所から 徒歩約10分、または新京成電鉄 習志野駅より 徒歩30分
 生演奏 : 津田沼高校オーケストラ部(指揮 山岡先生)

 

(読売新聞、昨年の慰霊祭の記事より)

ドイツ人捕虜慰霊の集い 1次大戦時習志野で死去 船橋の霊園に駐日大使ら参列

ドイツ人捕虜慰霊の集い 1次大戦時習志野で死去 船橋の霊園に駐日大使ら参列

ドイツ人捕虜慰霊の集い 1次大戦時習志野で死去 船橋の霊園に駐日大使ら参列

【読売新聞】 第1次世界大戦時に習志野 俘虜 ( ふりょ ) 収容所で死去したドイツ人捕虜の追悼慰霊祭(県日独協会主催)が23日、船橋市の市営習志野霊園で営まれ、クレ...

読売新聞オンライン

 

 第1次世界大戦時に習志野 俘虜ふりょ 収容所で死去したドイツ人捕虜の追悼慰霊祭(県日独協会主催)が23日、船橋市の市営習志野霊園で営まれ、クレーメンス・ゲッツェ駐日ドイツ大使ら関係者約60人が参列した。

 習志野俘虜収容所は、現在の習志野市東習志野にあり、中国での戦いで日本軍に敗れたドイツ人捕虜約1000人が、1915年から4年余り収容された。捕虜はオーケストラの演奏やスポーツ活動が許されるなど人道的な処遇を受けたとされるが、世界的に流行したスペイン風邪などで30人が死去した。55年に収容所から約2・5キロ離れた習志野霊園に慰霊碑が建てられ、95年以降、追悼慰霊祭が営まれている。

 この日は雨の中、慰霊碑前で、県立津田沼高校オーケストラ部が録音した演奏によりドイツ国歌を斉唱。死去したドイツ人捕虜の名前が読み上げられ、ゲッツェ大使のほか、県、船橋、習志野市などの関係者約60人が献花した。

習志野市では何もやらない?

 船橋市で慰霊祭が毎年開かれている一方、俘虜収容所があった習志野市では何もやらないようです。

2008年11月11日には東習志野の収容所跡で「ドイツ俘虜オーケストラの碑」除幕式が行われましたが、その後こうした行事は習志野市ではおこなわれなくなってしまいました。

この時の除幕式について、数多くのドイツ映画を翻訳された吉川美奈子さんは、こう書かれています。

習志野俘虜収容所の跡に石碑が・・・ | ほにゃく犬の字幕ほにゃく日記

 実は今日、千葉県習志野市において石碑の除幕式が執り行われます。第一次大戦中、徳島県の鳴門市や習志野市など、各地にドイツ軍の捕虜を収容した施設がありました。「収容所」といっても当時は今よりもっとのんびりしていたのか、捕虜たちにも比較的自由な行動が許され、地元住民との交流も盛んだったと聞きました。オーケストラも結成され、演奏会も開かれていたんだそうです。捕虜たちを通じて、ドイツの文化が日本にも入ってきました。実は今日は第一次大戦が終結して90年目にあたるそうです。この日を選んで除幕式が行われるとのこと。

たった一人で習志野収容所の研究に取り組み、何もない状態からコツコツと資料の“解読”(←まさに解読です。当時の字の読めないこと・・・。)を行い、ジグゾーパズルをはめていくような作業で全体像を明らかになさった研究者の方に、心から敬意を表したいと思います058.gif
(注:「何もない状態からコツコツと資料の“解読”」をした、と吉川さんが紹介されているのが、この本です)

 

 

コメントをお寄せください。


<パソコンの場合>
このブログの右下「コメント」をクリック⇒「コメントを投稿する」をクリック⇒名前(ニックネームでも可)、タイトル、コメントを入力し、下に表示された4桁の数字を下の枠に入力⇒「コメントを投稿する」をクリック
<スマホの場合>
このブログの下の方「コメントする」を押す⇒名前(ニックネームでも可)、コメントを入力⇒「私はロボットではありません」の左の四角を押す⇒表示された項目に該当する画像を選択し、右下の「確認」を押す⇒「投稿する」を押す

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« どんなもの?これからどうな... | トップ | Narashino gender26 日本... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2023-11-05 12:53:10
東習志野には来ないのか。
返信する
Unknown (Unknown)
2024-01-04 08:59:35
戦争を美化する試みは絶対に許さない!
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。