住みたい習志野

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習志野市役所非正規公務員の涙(その2)職員・議員・市民の怒りの声

2021-11-25 22:17:04 | 非正規、労働問題

習志野市役所非正規公務員の涙(その1) 長年フルタイムで働いてきたのに、パートにされてしまった200人 - 住みたい習志野

の記事の続きです。

前回の投稿で述べた習志野市役所の「仕打ち」に対して、市役所内外から怒りの声が巻き起こりました。

職員の声

今すぐフルに戻して。パートは希望してない。月1万以上減り、業務は変わらない。

全く希望の光なし!悲しい!

結局(時間を短くされた分だけ)ほぼ毎日残業。

7時間にされたが業務内容については変化なし。モチベーションが下がっている。

月1、2万減った。勤務時間が短くなったが業務量は増えているので、残業をしないと仕事がたまってしまう。

業務内容変わらない。1号(パート)2号(フルタイム)に分ける意味がわからない。45分の違いで年収に差が出る。1号で時間内に帰れない人多数。疑問だらけです。

同じ事務職でなぜフルとパートに分けたのか。誰から意見を聞いたのか。その誰かに話を聞きたい。

月2万円減った。時間が減ったので同じ仕事内容でも減収、待遇悪化。

月2万減った。人事課は(非正規公務員は)「補助的業務」というが、今年度も異動してきた職員に仕事を教えている。時間が減っても内容は変わらないからよけいに忙しい。誓約書が8/4に来たが4/1にして欲しいと言って書かされた。それって、会計年度はいいやって思ってばかにしていると思う。募集の時、パートになるけどいやだったら他でさがせって横暴すぎる。3/31まで一緒に臨採やっていて4/1からパートとフルに分かれて同じ仕事なのに給料が違いすぎる。

週3日の再任用職員(正規職員が定年後再雇用されること)より給金が安いのは、心が折れる。

市議会議員の声
(2019年6月議会)
宮内議員
常勤職員と同じ勤務で何十年も必要とされてきたにもかかわらず、会計年度任用職員制度ができるから、と言ってパート化しちゃう。こんなことアリですか?これでいいと思ってるんですか?(総務省のマニュアルでも)「財政上の制約を理由として、合理的な理由なく短い勤務時間を設定し、現在行っているフルタイムでの任用について抑制を図ることは、適正な任用・勤務条件の確保という改正法の趣旨に沿わないものであることに留意ください。」とある。20年、30年と臨時職の待遇で習志野市を支えてくれた職員ですよ。

谷岡議員
10年、20年とフルタイムで勤務している臨時職員がいる部署というのは、そもそも正規職員が不足している、と考えられる。

(2019年9月議会)
平川議員
政府・自民党の、この法案作成時の趣旨、というのは「合理的な理由」(があればパート化して良い)の部分じゃないんだよ。現在行っているフルタイムでの任用について抑制を図ることは法改正の趣旨に合わない。この法改正によってかえって労働条件が悪くなるようなことになったら本末転倒。現場で「良かったね。労働意欲がわくね」と言われるような改正にしてもらいたい。
(平川氏は保守系の議員。にもかかわらず、宮本市長に忖度せず、「正論」を述べたことが評価されています)

(2020年3月議会)

宮内議員 
20年も30年も臨時職として、一時金もわずか、退職金も払われないできた。そういうのを漫然と引き継ぐな。フルタイムをパート化してはならない。総務省が言っているのはそういうことでしょ。一時金が増えるからと言って月給を下げちゃだめ。毎月の生活費は削れないんですよ。

藤崎議員
今まで7時間45分でやっていた仕事を7時間で終わらせて、と言われてもできるものではない。

立崎議員
自分さえ良ければ、低賃金で働いている非正規の方たちのことなど知ったことではない、という冷酷な考え方。フルタイムの職員は全員フルタイムにすべき。低賃金を更に引き下げられ、生活が成り立たない、と困り果てている。
総務省は「フルタイムを抑制しちゃダメですよ」という通知を何度も出している。習志野市がこれに逆行しているから、習志野市に向けた通知ととらえるべき。それでもどうしても従わない。一体どうなってるんですか?

(2021年3月議会)
立崎議員 
総務省も、フルタイムはフルタイムにすべきだ、と何回も強調している。習志野市はなぜそれをきちんとやらないのか?他の市ではフルタイムにしているのに、どうして習志野はできないのか。職場で働いている会計年度職員からは一切聞き取りをしていない。

あなた達は1000万近い給料をもらっているわけでしょう。パートの人たちや臨採のひとたちは低額の賃金しかもらってないでしょ。自分たちがヌクヌクと生活してればあとのことは知ったこっちゃない、という感覚がおかしい

宮内議員 
昨年200名の方たちが7時間パートにされ、「給料がガクンと下がり、月給制にもしてもらえず。退職金ももらえないようになってしまって悲しみ、苦しんでいる」というメールが届いている。
総務省は「労働条件の改善」と言っていた。それなのに改悪されちゃった人がたくさんいる。

市民の声

以前、この問題について習志野市民の方が投稿してくれました。

習志野市役所の非正規公務員が、こんなひどい扱いを受けていたとは! - 住みたい習志野

 

 

 

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2021-11-25 23:43:26
働いてもらっている我々市民の側からも、怒りの声をあげなくてはだめだ。「税金で食わせてやっているんだから、ありがたく思うならばもっとご奉仕しろ」などという前時代的な考えが、こういうデタラメを生んでいる。
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