習志野市役所旧庁舎跡地利用について、
宮本市長の言い分どおり「財源化=売却」で市民の貴重な財産を永遠に失ってしまうのか、それとも
売却せず、公共性のある場所として、また市民の共有財産として市民のために使うのか
をめぐって市民や市議会議員の間でも意見がわかれています。
しかしそもそも市民の皆さんの多くは、
➀宮本市長が何年も前から旧庁舎跡地の「売却」を主張していること
➁この売却方針は問題だ、という声が高まったため、旧庁舎跡地をどうするか検討するはずの第三者委員会として「習志野市旧庁舎跡地活用検討委員会」が設置されたこと
➂しかし、その「検討委員会」では「売却すべきか、すべきでないか」という肝心な議論が全くなされないまま7月10日の最後の会議を迎えてしまう
ということをご存じないのが現状ではないでしょうか?
そうした中、7月10日には「習志野市旧庁舎跡地活用検討委員会」の最後の会議が行われるそうです。ここで最終答申案がまとめられることになります。
これについて、以下の報道がなされました。
旧本庁舎など解体終える
7月10日 最後の検討委員会
習志野市役所の旧本庁舎などの解体がほぼ終了。第1期として、旧本庁舎、旧市民課棟が解体された。
習志野市役所の旧本庁舎は昭和39年2月に落成。東日本大震災に見舞われ、地上7階、地下1階の建物の一部が損壊。その後の耐震診断で、震度6強を超える大地震で倒壊する危険性があるとされ、翌年の9月に閉鎖された。
跡地の面積は約1万552㎡ある。跡地の有効活用について「将来にわたる持続可能なまちづくりに資する財源化」を前提として、昨年3月に「習志野市旧庁舎跡地活用検討委員会」が設置された。検討委員会では、周辺は行政機能、文教住宅都市の中心であり、歴史ある場所として親しまれ、交通の質向上が見込まれるといった位置づけがされている。活用の基本理念を「人が集まり、留まり、つながる~みんながいきいき活躍できる空間であり、多世代で賑わう習志野市の魅力を発信する場所」として、交流の場、芸術・文化を育むところ、防災機能のある場所など様々な提案がされた(検討委員会議事録・資料・報告書案より)。
跡地を公共性のある場所として有効に使ってもらいたいとする市民団体「旧庁舎跡地を活かす会」の柴田義雄さんは「行政の中心の隣地という得難い場所。避難場所と防災の拠点にしてもらいたい」と提案する。
最後の開催となる第6回習志野市旧庁舎跡地活用検討委員会は7月10日に開かれる。とりまとめを市長に報告。その後、市によって検討される。旧土木詰所、駐車場などの2期の解体工事は令和4年度夏までとなっている。
(7月5日付「ならしの朝日」より)
この問題に関して、市長から独立した第三者委員会であるはずの「習志野市旧庁舎跡地活用検討委員会」に宮本市長が「財源化=売却」方針を押しつけようとしているのはおかしい、などの意見を、このブログでもご紹介してきました。
旧庁舎跡地検討委員会の役割は、宮本市長の「売却」という方針に沿った「答申」を出すだけ? - 住みたい習志野
浦安市”防災公園”見学記。習志野との、あまりの差にビックリ(旧庁舎跡地を活かす会投稿) - 住みたい習志野
市役所旧庁舎跡地「売却」はずっと前から決まっていた?市民の疑問に市が回答 - 住みたい習志野
宮本市長の「旧庁舎跡地売却」に異議あり!検討委員会に問題あり!市からの回答に市民が再度質問状 - 住みたい習志野
市議会でも、旧庁舎跡地利用について、多くの議員の皆さんがこれまで一般質問で「安易に売却したりせず、市民のために使うよう」追求してきました。
京成津田沼駅近くで新市庁舎の真向かい、消防署や習志野第一病院も近くにある、という一等地で、市の中心でもある旧庁舎跡地、「鷺沼城址」という習志野市の重要な歴史遺産にも隣接しています。市民の大事な財産としてどう活用するか、はこれからの習志野市のまちづくりを左右する重大な問題です。
7月10日の検討委員会では、全市民が納得できるビジョンを示すべく、しっかり議論して頂きたいと思います。
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財政難って行政にとってはいい言葉ですね。
住民はそれで黙って我慢する。
でも財政難の打開策が、公共施設を売るという頭しかない自治体って、日本広しといえども習志野がトップかも知れません。
議員数を減らす。市長はじめ幹部クラスと報酬大幅カット。
それが嫌なら、お金を生み出すことを考える。
現市長は考えるのが苦手と聞いていますから、市民からアイディアを募るとか。
雁首揃えて「財政難でございます」しか言えないなんて、総とっかえしませんか。
なぜ、税金を払っている市民が、財政難の責任を背負わなければならないのか、教えてください。