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戦争か、平和か、歴史の分かれ道に立っている日本と世界

2022-05-08 17:11:32 | オスプレイ、安保、平和

戦争か、平和か、歴史の分かれ道に立っている日本と世界

7月25日に予定されている参議院選挙、自民党が圧勝し、公明党や維新の会、国民民主党などを合わせて3分の2以上の議席を確保したら憲法を変える、などとも言われています。
ウクライナ情勢を良いことに「平和なんて甘っちょろいことを言ってる時代じゃない。戦争だ、戦争だ」「改憲だ、緊急事態条項だ、防衛費2倍だ、核共有だ、敵基地攻撃能力だ、台湾有事に自衛隊を出せ」と、一気に「戦前に戻そうとする」政府の動きが強まっています。殺し殺される戦争について、あまりにも「軽い」好戦論。不安を感じている人が多いのではないでしょうか?

そんな政権の暴走に対し、警鐘を鳴らす意見や動画、ネットから拾ってみました。

(47ニュースより)

ウクライナ侵攻を理由に憲法改正を叫ぶ政治家の発想は「必殺技の名前叫ぶ漫画と同じ」

ウクライナ侵攻を理由に憲法改正を叫ぶ政治家の発想は「必殺技の名前叫ぶ漫画と同じ」 引っ越し貧乏で退官選んだ幹部自衛官もいる日本、識者「改憲の前にやることある」 | 47NEWS

 保守派の作家・評論家古谷経衡さんによると、保守派の改憲論議では2項の削除ないし改定論が伝統的に支持されてきた。最近では、自衛隊の存在を追加するとの安倍氏のいわゆる加憲論が主流になりつつあるという。

 安倍氏は4月17日の講演で、憲法9条への自衛隊明記の必要性を改めて訴えている。自国防衛のためロシア軍と戦うウクライナの人々を引き合いに「戦い抜く人たちには誇りが必要だ。自衛隊の違憲論争に終止符を打つ」と述べ、改憲論議の進展に強い意欲をにじませた。14日の衆院憲法審査会では、自民党議員が「ロシアのウクライナ侵攻を目の当たりにして、憲法9条も議論するのが極めて重要だ」と発言した。

 古谷さんは「安倍さんの時に高まった改憲の機運がどんどん薄くなっていく。右派は危機感を持っていたでしょう。そこに来たウクライナ侵攻ですから、改憲に向けての便乗以外の何物でもないですよ」との見方を示す。

 活発化しているかに見える憲法改正に向けた動き。古谷さんは「ウクライナ情勢にかこつけて9条を変えると言いますが、現行の憲法を変えなくても日本の防衛がそんなにまずくなるとは思えない。やるべきことはもっとたくさんあるのではないか」と問題提起する。

改憲論者は、お花畑で夢想する人たち

 日本総合研究所の藻谷浩介主席研究員は、憲法を改正すれば国を守れると主張する人たちを「お花畑で夢想する人たちのようだ」と表現し、「言霊信仰」に陥っていると指摘した。

 憲法は自国の政府権力を縛るものであって、外国をけん制するものではない。にもかかわらず、憲法の文言をいじれば安全が増すと感じるのは「必殺技を繰り出す前にいちいち技の名前を叫ぶと威力が増すという漫画と同じ発想」と喝破。戦争から得られるメリットは何もないとし、「リアリズムに徹したら護憲以外に選択肢はないでしょう」と明言した。

 「改憲で先制攻撃を可能にすべきだ」という声もある。それに対し、藻谷さんは「全ての侵略は自衛の名目で行われるからこそ、先制攻撃を禁じる9条がある。ナチス・ドイツの指導者ヒトラーも大日本帝国も、自衛と称した先制攻撃の末に滅びた」と解説。「イラクで死んだ米兵もウクライナで死ぬロシア兵も、米ロが9条を持たないゆえの犠牲者。自衛の名で侵略する権限を、時の権力者に与えないという憲法の知恵は深く尊い」と評価した。

「交戦権」「軍法会議」復活!
戦争やる気まんまんの自民党憲法改正案(左側)

「戦争をやらない」という9条2項はなくし、そのかわり「軍の機密を漏洩した場合は秘密の軍法会議で処罰する」などを加える、というおそろしい内容の自民党憲法改正案。

「平和憲法があるから自衛隊を戦争に参加させない」とは、もう言えなくなり、アメリカのために死ぬことになる

日本が77年間参戦しないですんだのは9条2項の「軍隊は持たない」「交戦権を認めない(戦争はしない)」があったから。「日本には平和憲法があるから」と主張できたのでベトナム戦争にもイラク・アフガン戦争にも自衛隊が直接参戦しないですんだ。

これがなくなれば、アメリカは「もう平和憲法じゃなくなったんだから自衛隊を戦争に参加させろ」と言ってくるし、「台湾有事」には「南西諸島にミサイルを配備し、中国とミサイルの撃ち合いになるので、沖縄が戦場になる。覚悟しろ」と言ってくるだろう。

今月のバイデン来日が運命の分かれ道

5月24日頃日本で行われる「クアッド」(戦争会議)は歴史の転換点になるかも知れない。日本は再び戦争のうずに深々とまきこまれ、「戦後」は終わってしまう。

憲法が変わっちゃったら、どうなるの?
~自民党案シミュレーション~

ヒトラーを暴走させた緊急事態条項

ウクライナの次は台湾、「バイデンの戦争」に苦しむ世界 - 住みたい習志野

 

 

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