マイナ保険証について良くわからず、モヤモヤしている方、多いんじゃないでしょうか?是非この動画をご覧ください。
マイナ保険証の闇 保険証がなくなる 医療情報が流出する
何でも「閣議決定」で勝手に決めてしまう岸田政権
去年の骨太方針では「マイナ保険証」と「今使っている保険証」の選択制(どちらも使える)としていたのに
3月7日、突如「マイナンバー義務化、今使っている保険証は廃止」と「勝手に」閣議決定
マイナンバーカードは「任意」なのに、マイナ保険証は「義務化」っておかしい、と思わないところがおかしい
マイナ保険証がいやな人は今までの保険証も使えるようにすれば良いだけなのに、新たに「資格確認書」を申請し、毎年窓口に申請に行かなければならなくなる
マイナ保険証がいやな人は、今使っている保険証に該当する「資格確認書」を申請できるが、有効期限は1年なので、毎年役所の窓口に行って申請しなければならなくなる
つまり、今の健康保険証と比べてずっと不便になる。
その上、「マイナ保険証」を作ったとしても5年に1度市役所の窓口に行って更新の手続きをしなければならない
政府は「国民の個人情報(特に資産)を一元的に管理する」メリットがあるかも知れないが、国民にはほとんどメリットがない。
例えば「お薬手帳」、今はその場で薬の一覧を貼ってもらえるが、マイナ保険証になるとデータが電子化されるのに1カ月かかる。(1カ月前の情報しか載らなくなるので、今のお薬手帳はその場でもらった薬の一覧を貼りつけてもらい、常に最新情報を確認できるので、ずっと便利)
マイナ保険証、5年ごとの更新手続きで窓口はパニックに
「2万円ポイントがつく」というので、かけこみでマイナ保健証を作った人が急増して役所の窓口がパンクしたが、5年後の更新時には、また同じパニック状態になる。
税金から3兆円(国民1人当たり3万円)使ってキャンペーンしたので、国民は大損。マイナ保険証を作った人でも1万円、作らない人は3万円損したことになる
このキャンペーンに3兆円使われている。つまり一人当たり3万円の税金が使われているのに、2万円分しか戻って来ないので1万円分損、マイナカードを作らない人は3万円損したことになる
4月から「マイナ保険証」を使わないと医療費アップ
マイナ保険証の読み取り機を病院が用意しなければならなくなるので、その分の負担6円(初診時)が増えるが、従来の保険証を使う人は初診時で18円、再診時で6円値上げになる。読み取り機を使わない人の方が余計に取られる、ということで、マイナ保険証を作らない人へのいやがらせ、政府によるいじめになっている。
読み取り機を導入していない病院は今まで通りの診療費なので、安くてすむ
役所からの手紙に「マイナカードと預貯金のひもづけには不同意」とハッキリ回答しなかったり、その手紙を放っておいたりしたら、勝手にひもづけされてしまう
政府のねらいは国民の預貯金をもれなく把握すること。今後マイナンバーカードと預貯金のひもづけに「不同意」と自治体に回答しなければ、自動的にひもづけされてしまう
病院も困っているし、怒っている
マイナカードを紛失したら、病歴など個人情報がダダ漏れ、悪用される。再発行に1カ月かかる。その間は「無保険状態」なので、病院に「10割」診療費を払わなければならなくなる。
それでも今マイナカードを持っている人は75%、マイナ保険証を作った人は65%、銀行口座にひもつけした人は58%(マイナ保険証だけだと1万5千、ひもづけすると更に5千で、合計2万ポイントもらえるから手続きした人)
今の政府の方針では、2024年3月以降マイナ保険証を義務化して、マイナ保険証を持たない人は「無保険で10割負担になる」という暴力的なやり方なので、「国民皆保険制度」を崩壊させてしまう。
マイナ保険証を作らない人も、保険料滞納の人も、保険からはずされ「10割負担」の人が膨大な数になってしまう
(保険料が高いので、今も保険料長期滞納の方が1割程度いる)
医師たちが「マイナ保険証義務化は無効」と訴訟を起こした
「マイナ保険証で医療情報流出」に怒る医師たち
今までは情報流出が事件になったが、今後は、一般企業にも患者の情報がすべて提供され、患者のプライバシーなどなくなる
去年の骨太方針で、既に「電子カルテ情報の標準化」で「行政と関係業界が利活用」とされている。
つまり、今まで病院内だけで厳重に保管していた患者さんの情報を、国や自治体、産業界(IT、製薬、すべての企業)が自由にみられるようにする、という恐ろしい話
現在でも病院から請け負ったIT企業が患者情報を持ち去ったり、病院での医療情報ダダ漏れ事件が多発しているが、これが「全産業」に広がってしまう
今でさえ、こんなに情報漏洩があるのに…
難病の方たち5640名の情報が漏れて厚生労働省が謝罪文をホームページに掲載
9万5千件の情報流出事故を起こしたNTT回線を使って、「電子カルテ情報の標準化」が行なわれる。そうなると、一般企業でも患者の知られたくない個人情報に自由にアクセスできるようになるし、不正アクセスがあればどんどんこの情報が抜き取られてしまう。犯罪にも使われてしまう。
「電子カルテ情報の標準化」はNTTの回線を使うことになるが、そのNTTが9万5千人の患者情報を患者の同意を得ずに流出させてしまう、という事件が起きている。
何が起こっても「デジタル庁は責任を負わない」
しかも情報流出があっても「デジタル庁は責任を負わない」としている。
「最高の個人情報」である医療情報も、「一般的なシステムを使い、セキュリティは甘くなる」(つまり情報ダダ漏れになる)ことを河野大臣も認めてしまっている
利用者が責任を負え、としているし、「最高の個人情報」である医療情報漏洩の危険性について、河野大臣は「このシステムは一般的なもの」(つまり、セキュリティは甘い)と開き直っている。医師たちは本当に暗澹たる気持ちになっている。
デジタル庁職員にも説明しない河野大臣のもとで、「情報ダダ漏れマイナ保険証」制度が完成しようとしている
デジタル庁の職員にも「河野さんは我々にすら説明しない。あの人にあるのは突破力だけ」などと言われているそうです。
今後は「情報が流出」ではなく、一般企業が「自由に個人情報にアクセスし、利活用」できるようになってしまう。
患者さんたちもこんなに心配している
患者さんへのアンケートでも「マイナ保険証はこわい」と、こんなに心配しています。
数年前は「金庫にいれておいて」と言っていた。今の健康保険証は月1回見せれば良かったが、マイナ保険証は「毎回持ってきて」と言われ、危なくてしようがない。
マイナ保険証では患者さんの情報を守り切れない、と廃業を決意した病院もある。
マイナ保険証読み取り機を導入しない医療機関は「省令違反」で指定取消にできる、と医療機関をおどす政府
ところが、この「省令」自体、法律の委任がないので、「違法」
「医師」に対する給付に関することなのに、全く関係ない「患者」に対する資格確認を持ち出し、厚生労働省が「指定取消」の省令(規則)を勝手に作ったこと自体が「法律違反」
どこから見てもポンコツで政府の「見切り発車」で始まったこの制度、皆さんはどうお考えでしょうか?
(追記)
以前のブログ記事です。ブログ読者の方から「これに一番腹が立つ」というご指摘を頂きました。
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デジタル庁は、総理大臣直轄で非常に強い指揮監督を持っている。 一気に国のデジタル化を進める方向で、マイナカードがなければ生きて行けないようにしようとしている。
マイナ保険証だと保険資格の確認に便利だというだけなら、紙の健康保険証のほうがずっと便利だ。
政府のねらいは、保険証の確認ではなく、国が個人の電子カルテ、電子処方箋などの医療情報を入手し、それを使って民間のヘルス産業などの儲けにしようと狙っているのではないか?
22年の骨太の方針に、「全国医療情報プラットホーム」というシステムを作るとある。
医療情報を共有する前に、個人情報保護の施策を整備してからやると書かれているが、それがないまま、利用拡大の方向に突っ走っている。
戦争が前提だと考えるとわかりやすい。健康保険証と紐づけていれば、戦争になっても徴兵検査は必要なくなる。
国家資格と紐付けすれば、動員や徴用に使うことができるし、運転免許証紐付けだと、警察情報を一元管理し、監視体制が容易になる。
公金受け取り口座の登録では、一つの口座だけじゃなく、国はすべての預貯金口座や残高データの把握ができるようになる。確定申告しなくても課税が可能になる。
2万ポイントにはわけがある。
デジタル化が何周も遅れている国が、個人情報を保護した仕組みをつくれるはずがない。 デジタル庁はいかなるトラブルにも責任を持たない。
総務大臣は、75%の国民がマイナカードを保持するようになったから、全国民と考えて利用拡大を進めるという。
おかしいんじゃないか? テストが75点の生徒に、100点の点数をつけるか? 大臣も官僚も都合が良すぎる。