住みたい習志野

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新しく建った中央図書館の入り口に思う(市民からの投稿)

2020-08-16 23:34:37 | 大久保地区公共施設

≪「小さな巨人」さんからの投稿です≫

 新しく建った中央図書館の入り口に思う

 大久保公団近くの郵便局から大久保駅へ行く途中だった。右側に白い瀟洒(しょうしゃ)な建物が目に入った。建物の真ん中がキャンバスのように見え、あそこに抽象画が描かれると芸術的でいいなと、瞬間、思った。

 そう言えば、そこは以前、大久保図書館の入り口だった場所。建物の前を白いボードで塞(ふさ)いであったので、キャンバスに見えたのだ。

 それにしても図書館の入口はどこへ行った?入口のところにあった草木は?彫刻は?
あれ、あれ、あれあれ!

バス通り側からは図書館に入れなくなってしまった

 説明が大変しにくいけれど、ずっと駅側に進んで、バス通りから野球場へ行く坂をずっと下っていくとようやく右側に見える図書館の建物の一部が総合受付。ここが新しい図書館の入り口らしい。普通の人でもわかりにくい。ましてや、目下ワンルームマンション建設中である。

バリアフリーの時代なのに、車いすで図書館にたどりつくのも、本を持って帰るのも大変。本を借りにくくなってしまった

 私はすぐピンと感じた。

 障がい者、お年寄り、特に車椅子の方たちが坂を下り、図書館に入って本を借りる。本も一冊ではないはず。そして、それを持ってバス通りまで上がっていくのは至難の業ではないか。危険極まりない。下りも上りも容易ではない。必然的に本を借りに行かなくなるのではないだろうか。

 

 電話でも本は予約できる。福祉ボランティアが持ってきてくれるかも知れない。しかし、本は自分の目で確かめ、求めたい本を手に取り、選ぶものではないか。それが本好きの何よりの楽しみではないか。 

優しくないなあ。これって差別? 

 お年寄りや車椅子の方は、たくさんの本は持てない。本は誰でも十冊まで借りることができる。しかし、読みたいと思い選んだ大切な本を、昇り降りの坂のために借りることをためらうようになるなんて…!優しくないなあ。これって差別ではないの?

以前の図書館は、駅前のバス通りからすぐに入れたのに…

 なぜ、今までのバス通り側の入り口が閉鎖されたのだろうか。

誰でも、使いやすかった今までの入り口を望んでいるのではないだろうか。市役所に、福祉の関係者の声は聞こえているのか。

人件費の節約を優先するのでなく、図書館の設置目的を大事にして

 新しい図書館で人件費を節約、とも聞いているが、あなたはどう考えますか?
 図書館の設置目的を大事にして欲しい。人件費の節約になるから、と、安上がりかどうかで論議されるべきではないと思う。

「学習権」を大事に

先日、上条秀元氏(元文科省国立教育政策研究所の教務課長、宮崎大学名誉教授)が講演会で“すべての国民が等しく教育を受ける学習権”(憲法第26条)について話された。

【教育を受ける権利及び義務】

第26条 すべての国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、

ひとしく教育を受ける権利を有する。

「公民館はどうあるべきか」講演会に40人参加(船橋よみうり8月1日号) - 住みたい習志野

 市民の「学習権」をもっと大事にして欲しい。

 

 

 

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2020-08-17 09:51:19
図書館だけでなく、ホールも集会室もあるプラッツ習志野(変な名称!)に行くには、バス通りから何とか公園までグウゥ~~ッと下まで下がらなければいけません。
専用の仮通路が出来ていますが、これが怖いのなんのってありません。
初めて行った時は雪でした。
手を離したらつるって転びそうですし、これじゃあ年寄りたちはダメだあと思いました。
シルバーカーはもちろん、車椅子だって、介添え者がいても上り下りはきついはずです。
こんな設計誰が考えたんだろうかと疑問に思いました。
誰のための施設なんでしょうか。
市長と市長派議員、利権屋後援会の人のためでしょうか。
駅前の一等地なのに、習志野のイメージダウンのプラッツ習志野です。
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