隅の老人のミステリー読書雑感

ミステリーの読後感や、関連のドラマ・映画など。

0334.退職刑事1

2003年01月31日 | 連作短編集
退職刑事1
読 了 日 2003/01/31
著  者 都筑道夫
出 版 社 東京創元社
形  態 文庫
ページ数 293
発 行 日 2002/09/27
ISBN 4-488-43402-9

 

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は、究極の探偵は、安楽椅子探偵だと思っているから、東京創元社の安楽椅子探偵の系譜という案内は、すべて読もうと思っており、本書もその一冊。
といってもこの作品はシリーズとして、数巻出ているようだ。
徐々に読むとして先ずその第一巻で概要を知る。捜査一課の現職刑事が、退職した元刑事の父親のところに顔を出して、手がけている難解な事件の話を乞われるままに話す。
父親は息子から事件の話を聞くのが楽しみで時折話しに突っ込みを入れながら聞き終わると、真相を推理してしまう、という形の安楽椅子探偵譚であり、著者の代表作の一つだとのこと。

 

 

初出一覧
# タイトル 紙誌名 発行月・号
1 写真写りのよい女 問題小説 ‘73年6月号
2 妻妾同居 別冊小説新潮 ‘73年秋季号
3 狂い小町 問題小説 ‘73年9月号
4 ジャケット背広スーツ 問題小説 ‘74年1月号
5 昨日の敵 問題小説 ‘74年5月号
6 理想的犯人像 問題小説 ‘74年11月号
7 壜詰めの密室 小説CLUB '75年1月号

 

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