人のいない町を。。

娘の家に行く途中、いつもは東北道をひた走り、
首都高を経由して東名に入り、横浜町田ＩＣで
降りるというルートを使うのですが、今回は
金曜の朝家を出て、夕方までに到着すればいい
ので、通過できるようになった福島の浜通りを
使ってみました。


仙台東部道路から、常磐道を経て国道６号線へ。








仙台市内から山元インターまでは高速、その先は
今工事中でもうすぐ福島の相馬までつながります。
山元で一般道に入るときには、上のような看板が…

この先、相馬から南相馬までは高速は出来ていますが、
どっちにしろ南相馬から先は６号線を走ることになるの
で、そのまま６号を走って。

帰還困難地域は、今まで一般車両の通過は禁止されて
いましたが、この夏から通過のみＯＫに。

南相馬を経て、浪江・双葉・大熊・富岡を通過…
６号線の信号は、すべて黄色点滅。
そしてこの６号線から右折も左折も不可能。。
ところどころに警備の方々。
看板が立ち、「猪衝突注意」「獣衝突注意」さらにもう一つ
「牛衝突注意」、道路沿いの家々、商店、みな、あの日の
そのままの姿で。

胸が痛くなり、言葉を失いました。

６号線からは福島第一原発は見えませんが、巨大なクレーンの
先端が何本も見えたので、あそこにあるのだなと実感。。

常磐富岡ＩＣから、常磐道に乗りました。

人がいない町、何とも言葉になりませんね。。