こんな本を見つけた。
東京都ガラクタ区 お宝村 伊東幸夫
なにやら懐かしいキャラクターの表紙に、中身が何となく想像出来てしまう
安易な わかりやす~い題名に、思わず手に取ってしまった。
中にはいろんな懐かしグッズや、建物の写真が・・・。
でも、それらは見るからに素人写真だったため、ちょっとためらったけど
対象物は間違いなく私の好物。
「どんなもんだろな~」と軽い気持ちで購入した次第であります。
で、軽い気持ちで読み始めたんです。
が!!
面白い!!!
この方は 「初出し(うぶだし)屋」 と言って、自らの足であちこち歩き回り、
古い家やいろいろなお店を訪ね、ガラクや不用品を安く譲ってもらい
それらを売るのを生業としてる方。
そして、その行く先々で古い建物などを写真に収めるのが好きな方なのだ。
掘り出し物に遭遇し、尚且つ古い・趣きのある建物がいっぱい見られる方・・・
「掘り出し物」が大好きで、古い・趣きのある建物が大好きな私としては
なんとも羨ましい。
とは言え、それを仕事としているのだから、大変な事も
そりゃぁ たくさんあるだろう事は想像出来る。
でもね。
この本は、掘り出し物の話と昭和レトロの建物の写真のオンパレードだよ。
(もう分かった って)
読めば読むほど ワクワク~ ワクワク~・・・
ワクワクが止まらない一冊でした。
ふらりと立ち寄った家で、こんなお宝が出て来た。
そんな話、読んでるだけでもワクワクして来る
数あるレトロな建物の写真の中で、最も私のお気に入りの建物。
私も目の前で見てみたい・・・。
今もあるのかなぁ?
初めて訪れる家でも、商談成立してしまったりするんだもん。
きっとこの人には、初対面でも警戒させない何かを持ってるんだろうね。
( 到底私には無理 )
この方に直接会って、いろんなお話を聞いてみたいなぁ。
きっと話のいい掘り出し物があるぞー