はい、昨日の続き
ママの星 谷ゆきこ その2 です。
この先は、かなりバレエ色が強くなります。
倒れていた母。
何も思い出せない。
ハイ! 記憶喪失 その2 です。
親子で記憶喪失です。
( 一度しっかり調べてみたいもんですね、
谷作品に記憶喪失者は何人出て来るでしょう? と)
バレエ研究所に 洋子 が海外旅行から帰って来ます。
つつじの事が気に入らない。
( 出ました! いじめキャラ)
ひろしのレッスン(日本バレエ団 )へ行くつつじに
ウソの時間を教えます。
戻って来たつつじに 「時間間違えちゃった。怒られなかった?」
なーんて わざとらしく言うものの
つつじの 「 怒られたけど、今回は許してくれた 」
の言葉に 「良かった」 と言いながらも 悔しい顔をします 。
そしてつつじちゃんも思います。
「 洋子さんて いい人なのね 」
これも定番ですね。
意地悪されても気付かずに いい人 ね と思っちゃう主人公。
でも、小学生が対象のマンガの主人公は、
心の清らかな人 でなきゃダメなんでしょうね。
またある時も洋子はレッスン時間を言わず
自分が日本バレエ団へ。
( つつじちゃん、いい加減気づいて~!)
先生の言われるがまま踊ると、皆 洋子 に
パックをやってもらおうと賛成します。
さて、これも谷作品の定番。
意地悪キャラは、意地悪もするけど、決してバレエがヘタではない!
バレエレベルは同じだからこそ、自分にはない主人公の
清らかさに虫が好かないんだろうね~。
その頃つつじはお母さんのいる病院へお見舞いに。
うまく踊れない と言うつつじに、踊って見せる母。
でも、バランスをくずし窓から落ちそうになり
つつじは止めに駆け寄ると、誤ってつつじが窓から落ちてしまいます。
( ここの描写。 かなりムリがあって、思わず笑ってしまった・・・。
画像が添付できず残念 )
洋子の勧めで行った病院は、洋子の叔父の病院。
洋子は叔父に頼んでつつじを無理矢理入院させます。
さぁ、パック役を手に入れた洋子は好き勝手します。
苦手なフェッテ(回転)が出来ないからと振付を変えてもらったり
パックの衣装が無くなったと、つつじに盗みの濡れ衣を着せたり・・・。
ここを出ても、行く所がないと言うつつじに
洋子は自分の家へ来るように誘います。
喜ぶつつじでしたが、それは お手伝いさん としてでの事でした。
「真夏の夜の夢」の公演の日。
どうしても観たい つつじちゃんは、そっと一人で観に行きます。
客席にはお母さんの姿も・・・。
ところが2幕目の幕がなかなか上がらない。
そこへ「パックを踊ってほしい」 と先生がやって来ます。
洋子は腹痛で苦しんでいたのです。
パックを踊るつつじちゃん。
ところが舞台の セリ に落ちてしまいました。
落ちたショックで記憶を戻すつつじちゃん。
そしてお母さんも記憶を戻します。
( 偶然すぎます!)
公演は大成功でした。
はい、ここまでが小学二年生です。
さて、これから小学三年生ですが、
この先つつじちゃんは? 洋子の意地悪は?
と思っていたら・・・
またまた全然違う内容に・・・!
そして今までの「かなしいバレエまんが」が
他誌でもバレエまんがが描かれてた頃だったのでしょうか
この回は「日本一おもしろいバレエまんが」 となっていました。
つつじちゃんの前に、突然 中原みさと と言う
女の人があらわれます。
見事にグランフェッテ36回出来ます。
コンクールに出る事になった二人。
二人とも「白鳥の湖」の黒鳥を踊ります。
でも、つつじちゃんは36回もグランフェッテが出来ません。
一人、レッスンしてると、みさとが踊り方を
アドバイスして行きます。
コンクール当日。
不安がるつつじちゃんに、お母さんが
「みさとさんにはみさとさんの、
あなたにはあなたの黒鳥があります」
と励ますのです。
結果、つつじちゃんが見事優勝しました。
スピーチで言うのです。
「この優勝は、私とみさとさんに与えられたものです。
みさとさん、ありがとう 」
おわり
学年が上がるきっかけで、今までのストーリー
全く無視した作りになってるのは
ここから読み始めた人でも、読んでて違和感の無いように
という作りにしてあるのでしょうかね
それにしても、小1の貧乏さから小2の裕福さの
ギャップがすごすぎる・・・
あと、記憶喪失と超能力は定番ですので
( 穴に落ちる というのも よくあるなぁ )
もう、ここでは特にふれません
ママの星世代は、私より4歳くらい下の方達なのですが・・・。
最後。
喜びと共にライバルも讃えて終わる なんてとこが
なんだか私が読んでた頃と違って
大人っぽい終わり方だなぁ~と思いましたね。
4年も違うと、精神年齢も違って来るし、
読者のニーズも違って来るのでしょうね。
ま、今回も何だかんだツッコミを入れながらの紹介でしたので
勘違いされたら困りますんで言っときますが・・・
私は 谷ゆき子先生 をリスペクトしてます!!