我楽多(がらくた)日記

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ちょっとしたイラスト集

2018年10月21日 21時22分03秒 | 懐かしのまんが・谷ゆきこ(谷悠紀子)


フレンド日記帳 



少女フレンド増刊 ¥200
1966年(昭和41年)発行
とあります。

縦17×横19 くらいの
カワイイ日記帳です。

¥200とあるので
(「増刊」とも書いてありますし)
本屋さんで普通に売ってたんでしょうか?

よくわからないんですけど。



表紙は 高橋真琴先生ですが・・・







中のイラストは、ほとんどが
谷悠紀子(谷ゆきこ)先生だー
























   









   




   




   




   









   




   




   




   

今、郵便は¥82 はがきは¥62だから
¥60近く値段が違うね











少女フレンド時代の絵なので
なんと言いますか、おとなしめな女の子
という感じがして
学年誌の星シリーズの絵とは
また違った可愛さにあふれてます。


マンガと違い、谷先生のイラストだけが
こんなにいっぱい載ってる本は
めずらしいですね。









谷ゆきこ先生の年賀状

2018年10月04日 18時50分04秒 | 懐かしのまんが・谷ゆきこ(谷悠紀子)

「白鳥の星」が連載中だった
1970年(昭和45年)の小学三年生に
谷ゆきこ先生の年賀状が載ってました。


   

ポッカポッカしてる女の子は
カンナちゃんか はたまた読者か・・・


それにしても
いっつもキレイな絵ばかり描いてるから
こんな感じの絵も描きたいのか
以前載せた 少女コミックの
年賀状 もこんな感じだった


オチャメな谷先生




背景にくぎ付け

2018年09月10日 21時55分27秒 | 懐かしのまんが・谷ゆきこ(谷悠紀子)

谷ゆきこ(谷ゆき子)先生は
筆箱・下敷き・ノートなどのグッズの他
ぬりえの絵も多く描いてます。

その中のひとつ

リカちゃん

  

んん~~・・・

主役はアノお人形のリカちゃんですから
どうしても、谷先生らしい女の子の絵では
ありません。


「 ホントに谷センセが描いてるの?!」


でも・・・



「あ~。名前が載ってるから
ホントなんだね 」

てな感じで一応納得するのですが。





ページを開けばアラびっくり


リカちゃん以外の背景が
まんま谷先生だーーー



  






















いや~~
笑っちまうほど谷先生で
マジ笑っちゃったヨ





私もスターに

2018年07月03日 23時01分25秒 | 懐かしのまんが・谷ゆきこ(谷悠紀子)

久しぶりに貸本「すみれ」
谷作品紹介です。

(さかのぼってみたら
久しぶりなんてもんじゃねぇ 
前回の貸本作品は「海の星・山の星」
3年前だーー )





断崖にかかる虹 谷悠紀子



   







由加は、いつ歩けるか
全く望みのない体を横たえ、
病院に入院していた。
悪い足を引きずり見舞いに来たのは
少女歌手の月影マリ





半年ほど前まで由加は
スターの月影マリの付き人をしてた。
   



ある日、他の仕事が遅れ
舞台稽古に間に合わないマリの代わりに
由加が代役を務めた。
由加は見事に代役をこなし称賛される。
   




その日以来
「チャンスさえあれば私も・・・!!」
の思いが由加に芽生える。

ある日、舞台に使うトゥシューズの
すべり止めをすり込んでおくようにと
頼まれた時、これがチャンスだと思い
すべり止めを少ししかつけておかなかった。

思い通り マリは階段を滑り落ち
大ケガをしてしまう。




マリは 由加のそんな仕業も知らず
由加を許し、代役を勧め、
自分はもう引退する気だと告げた。

ついにチャンスをつかんだ!
由加は自分の行為を反省するどころか
空涙を流して見せたりして、
心はとっくに舞台へと飛んでいた。


翌日からマリの代役で舞台に立った由加は
一気にスターへと登りつめた。
   




そして千秋楽の日。
   





何気なく客席の一席に目をやると
いるはずのないマリの姿が!!
その瞬間、階段を踏み外してしまった。
そう、あの時のマリと同じように・・・。

こうして由加の全ては終わったのでした。

   

おわり





因果応報 ってやつですね。



しかし、さすがは谷先生。
事故の原因をトゥシューズにするなんて。
それも、針や画びょう なんてーのじゃなく

すべり止めのニカワを、
少ししかつけておかなかった

という芸の細かさ・・・!
バレエに長けてらっしゃる先生ならでは。




昔のスターは付き人からスタート
という人が多かった時代なのでしょう。

特に、同じような年頃の女の子の
付き人をしてたら
「いつか私も・・・!」
という思いが芽生えてしまうのは
仕方の無い事かもしれませんね。


という事で、このような話の漫画は
よくあるようで、今回はもう1作品紹介。






貸本「虹」
黒い花かげ さがみゆき


   




少女スター「白鳥みちよ」
彼女の付き人「美和かすみ」も
ミュージカルスターを夢見ていた。





明日が初日という舞台稽古の日
体調の悪いみちよの代わりに
かすみが代役を務めた。
称賛されるかすみに
「チャンスさえあれば・・・」
の思いが芽生えます。
   




ある日ロケで山へと来たみちよ。
久しぶりの自然の景色に浮かれてしまい
足を踏み外してしまいます。
かすみに助けを求めたものの
みちよは崖から落ちて死んでしまいます。




しかし、そんな様子を見てた
一人の少女(麻子)。
犯人が落としたと思われる手帳を拾います。
   




みちよの代わりに
かすみが映画の主役になり
それをきっかけに
かすみはスターになります。

一方、現場を見てた麻子。
「サングラスの女がみちよを殺した」
と言うのですが、
家族は相手にしてくれません。





ある日、かすみのテレビドラマが放送された。
不良少女に扮したサングラス姿のかすみを見て
麻子は「この人が犯人だ」と確信し
刑事をしてる兄に協力を求めます。

手帖の指紋と、かすみの指紋が一致した。

   



幕が下りると逮捕されるかすみ。
そんな事も知らず、かすみは
夢中で踊り続けるのでした・・・
   


おわり



殺しちゃうかー?!
そりゃダメだよなぁ。
(いや、ケガさせるのもダメだけどさ)


かすみはみちよの付き人だったんだから
そばにかすみの手帳が落ちてても
何ら不思議ではないのでは?
てか、手帳の中味を見れば
書いてある内容を見て
かすみのだと見当つくのでは?
てか、オマエの兄さん
刑事だったんかーーーい!!

・・・ま、いろいろと
ツッコミどころもありますが・・・。


ほぼほぼ内容は同じですが
当時(1960年代)は このように

悪い事してチャンスを掴み
スターになったけど悪事がバレて
一気に谷底へ・・・

的な漫画が多かったんじゃないか
と思います。

芸能界に限らず どの世界でも、
大なり小なり
「チャンスさえあれば!!」
と考える人はいっぱいいるよね?!






まりもの星 ついに発売!!

2018年05月17日 22時42分54秒 | 懐かしのまんが・谷ゆきこ(谷悠紀子)

まりもの星  谷ゆき子

ついに発売です!!


私もむさぼり読んでます!





ピンクの表紙がまりもの星らしい。

まりもの星は、この色(ピンク)の
バックの表紙が多いんですよ。
だからね。
ピンクの表紙がぴったり。


今回も、「バレエ星」同様
辞書並に分厚いデス。
郵便受けに入らず郵便屋さん泣かせ。


そして今回もオビがデカイ。



君は谷ゆき子を知っているか!


すべてが想像の斜め上!!



ステキですわ


今回は「まぼろしの少女シリーズ」
3作品も同時収録。
お得感満載です

当時の読者お便りや、似顔絵が載ってる
ページもあり(名前は載ってません)
「あ!コレ私が描いた似顔絵だ」
と40年以上ぶりの対面になる人も
いるかも?!


当時、他の学年誌にも
連載中だった谷先生。
それゆえの編集者の
ちょっとしたミスも
そのまんま載ってます



星シリーズの楽しみのカギは、
意外にもママにあり!!

今回もムチャぶりして来ます。
そして・・・じっとしてません
ホント
「ママ、じっとしてて~~」


と、今回もツッコミどころ満載ですが
それだけじゃあありません。
なでしこちゃん、れんげちゃんの
ファッションにも注目
そして谷先生の確かな画力、
バレエポーズの美しさに酔いしれて下さい。


そしてそして。
ブログ「我楽多(がらくた)日記」ファン
(いるのかっっ
の方は、きっと

あっ!!

と驚く事が・・・


お楽しみに~~