推手サークル!

太極拳を中心に対練ばっかりやりまくっています。
静岡県湖西市がホームです。

ご案内

「推手(すいしゅ)」とは、太極拳の2人でする練習の事です。
套路(型)と推手は車の両輪で、両方やらないと上達は見込めません。

套路は1人でも練習できますが、推手は相手が必要です。
ならば、太極拳好き同士でお互い練習相手になろう、というのがこのサークルの目的です。
対練専門の謎の集いです。
太極拳やったこと無い方でも大丈夫ですので、お気軽にご参加ください。
お問い合わせはこちらまで。
suishucircle@yahoo.co.jp
右の「メッセージを送る」からでもOKです。

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2024.11.1 11・12月の予定をUP

独自概念

2016-12-09 01:52:17 | 日記
ソフトバンクの孫社長がアメリカに5兆円の投資をするとアピールをして、トランプ次期大統領から絶賛されていましたが、さすがに桁が違います。
孫社長は誰かから「生え際が後退しましたね」と言われた時に、「違う!私が前進したんだ!」と返したぐらい前向きな方で、この姿勢は見習わざるを得ません。
我々も「前向き」どころか「前のめり」で行こうと思います。


さてさて金曜日に続いて愛知の日曜練習会です。
今回はレギュラー7人フルメンバーのご参加。
ありがとうございます!

日曜日はいつもながらのんびりムードです。
どんな感じかというと、仲間でボーリングをやっている時、投げる人を周りから冷やかしたり褒めたりして楽しむ、みたいな雰囲気と言えば分かるでしょうか。


それでも推手している時は真剣です。
なんせ油断しているとひっくり返されますからね(笑。


7人いますけど、それぞれのペースで練習するので、全員総当りにならない事が多いです。
管理人は楊式の専門家・NNさんと長い時間あれこれやります。
今回も色々レクチャーして頂きました。

太極拳には大別して陳式系と楊式系があるのはよく知られていますが、同じ系統でも同じ原理を使っているとは限りません。
NNさんと管理人が研究しているのは楊式から派生した太極拳ですけど、楊式のようであって根本的に違うようでもあります。
中でも特徴的なのは「盪(タン)」です。
「盪」とは体の中で揺れ動き続ける慣性力を使い、動作と動作の間を切れ目なくつなげて効率の良いパワーを出す工夫の事です。

NNさんの説明では、貨物列車みたいなものだそうです。
貨物列車の車両は1両あたり60トンぐらいあって、それが何十両も繋がっています。
これを電気機関車1台でひっぱれるのは、連結部分に「遊び」があるからです。
まず機関車が動くと連結の「遊び」があるので、最初の貨車がガシャンと衝撃で引っ張られます。
これが次の貨車に伝わってガシャン、次にもガシャン、というように次々と衝撃が伝わり、進行方向への慣性力になるため、機関車の引っ張る力が少なくて済む訳です。
貨物列車が発進するところを観察すると、前の方からドドドドドッ!と衝撃が連動するのが分かります。
これを体の中でやるのが「盪」という身体操作法です。
管理人は楊式の技術だと思っていましたが、そうではないみたいです。
陳式でも老架をメインにする流派と新架とでは体の使い方が違うみたいなので、コレはコレ、アレはアレ、と使い分けた方がいいのかも知れません。

ここは色々な人が集まってきて、研究した成果を披露して頂ける貴重な場でもあります。
練習するだけでも得るものはありますけど、自分の殻を破るヒントは他愛のない雑談にも秘められているのではないでしょうか。


という感じのまったりした日曜練習会でした。
ご参加頂いた皆様、どうもありがとうございました。
今年の愛知練習会はこれにて終了です。

まだ年末イベントがありますので、面倒がらずにぜひ湖西まで遊びにいらしてくださいねー(笑。




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ど寒い日

2016-12-09 01:26:20 | 日記
遠州弁では「ど」「バカ」をつけて言葉を強調します。
例えば「すごく寒い」は、
「ど寒い」
となります。

バカの方は、
「バカうまい!(すごく美味しい)」
などの様に使います。
「すごい馬鹿」だったら「バカ馬鹿」です。
ちなみに「バカ」というのは「何かに熱中している状態、または熱中している人」も表すので、どちらかと言うと褒め言葉のような気がします。
「お前バカだろう」と言われたら、ニカッ!と笑って「おう!」と答えるのが正しい対応ではないでしょうか。


さて、12月最初の推手サークルは金曜練習FNPからスタートです。
月末にイベントをやる関係で一週前にずらした事を管理人が忘れていて、危うくスルーする所でした!(笑
今回はレギュラー4人が参加。
毎度ありがとうございます!

愛知は月一、湖西は月二の割合で練習会してますので、その間、各々が新要素を仕入れて試す感じです。
管理人も教わったり妄想したりした事を盛り込んでみますが、パッとしませんね(笑。
しかし、他の皆さんは着々とレベルを上げておられます。

KKさんとはいつものように激しくやらせて頂きました。
いつか一矢報いたいところです(笑。

HDさんとは切り替え推手をしてみました。
単推手して、一方がおもむろに逆の手でちょっかいを出してきたら、それを何事もなかったかのように受けて反転します。
上から頭を打ってきたらすかさず切り替えして立円推手に、腹を打ってきたらスーッと引いて逆回しします。
特に上下の切り返しは重要です。
人間の目は横に広いので左右の異変は敏感に察知出来ますが、上下、特に下側は死角になりやすいそうです。
腹側の意識を強くするためにも上下の切り返しは練習しておいた方がいいでしょう。


最後にAさんと「鞭杆(ベンガン)」の対練です。
鞭杆とはビリヤードのキューぐらいの棒を振り回す武器術で、スピーディーで多彩な技があります。
Aさんは通背拳の鞭杆をされていて、管理人は別の拳法の中のをちょっとだけ教わったので、お互いの技を出し合ってみました。


といった感じで12月最初の練習会を楽しみました。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。


懇談会では謎の現象についての話題が盛り上がりました。
今はどうか知りませんが、管理人たちが子供の頃は「蟲封じ」というおまじないを受けたものです。
掌に墨で何か文字を書いて呪文を唱えると、指の先っぽから糸くずみたいなのがシュルシュルっと出てくるのです。
この糸くずが「疳の虫」というやつで、子供の癇癪の原因なんだとか。
虫封じをやってもらうと本当に大人しくなるそうで、会社でエキサイトしている上司とかにも是非施して頂きたいものです。
伊達に12月じゃないみたいで、ど寒くなってきたので早々に切り上げました。
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