マルクスの「資本論」によると、労働者の賃金は「労働力」という商品の対価だそうです。
経営者との契約で決められた「価格」ですから、その額を超える事はありません。
つまりどんなに頑張って働いて会社が利益を上げても、従業員に分け前はないのです。
最近では賃金ですら極限まで絞ろうとしています。
こういう割りに合わないルールで身を粉にするのと、その時間を家族や仲間と過ごすのにあてるのと、どっちが幸せか。
大勢の人がこの問いに正面から向き合ったら日本が変わると思うのですが、いかがでしょう?
4月29日。
1日中強い風が吹き荒れていました。
今年初の夜戦もこれじゃあ誰も来ないかなー、と思っていたんですが、普通にレギュラーメンバーが集まりました。
しかも後で聞いたら愛知からわざわざNさんまで来てくれたそうです。
(場所が分からなくてたどり着けなかったみたいで申し訳ありません)
ありがとうございます!
この熱意に管理人も頭が下がるばかりです。
言うまでもありませんが、公園の利用はタダです。
時間制限もありません。
いつも以上に好き放題練習できると言うわけです。
そんな訳で、1セッションを双方疲れて飽きるまでのロングレンジで行いました。
どのセッションも結構やり合っていましたが、途中で雑談やらレクチャーやらを挟んでまた激戦・・・という繰り返しで、気がついたら日を超える寸前でした。
みんなタフですねー(笑。
夜の公園は人気が無いので、遠慮なく武器を練習しています。
今回はKKさんが持ってこられたヌンチャクが注目の的でした。
家に強盗が侵入した時の備えだそうですけど、強盗の命の方がよっぽど心配です。
初夜戦ご参加頂いた皆様、どうもありがとうございました。
続いて5月1日・日曜日の愛知練習会。
渋滞を警戒して管理人は30分ばかし早めに会場についたのですが、すでに皆さんお待ちかねでした。
こんなに楽しみにして頂いて恐れ入ります!(笑
日曜日はのんびりムードながら、皆さん内に闘志を秘めるタイプなのでやり始めると燃えます。
体ごと突っ込んでくる方とか、かなり変則的な攻撃もされるので勉強になります。
管理人は楊式の総合的な研究家のNNさんに、重心の移動についての持論を伺って「なるほどなあ」と感心したり、歩法を教わったりしました。
最近、太極拳学習の一環として八卦掌という拳法を学んでいるのですが、大変興味深いと同時に危機感も抱いています。
八卦掌は移動が巧妙な上に、思いもしない角度から攻撃が飛んできます。
太極拳だと体を傾けたり肘を上げたりは御法度ですけど、そういうのにこだわらず、逆に積極的にそういう姿勢で攻防を展開してきます。
こういう変幻自在の拳法に太極拳で対抗できるのか?という事です。
一説によると、八卦掌は太極拳を倒すために編み出された拳法だそうです。
つまり太極拳がやられたら嫌な事を進んでやってくる訳です。
もし太極拳が八卦掌にやられっぱなしだったら、武術としての太極拳は無くなっていたでしょう。
しかし今でも残っているという事は、対抗する手段を持っているはずです。
それが何なのか探るのが最近の研究テーマです。
他にも白鶴拳をやっていた方から色々お話しを伺ったり、玄人の推手に翻弄されたりと、日曜日のまったりした午後を心地よい汗や冷や汗をかきながら過ごしました。
ご参加頂いた皆様、どうもありがとうございました。