かなり先の話なんですが、恒例のジャンボリーの予定が決まったのでご案内しておきます。
●推手サークルジャンボリー2016
日時:2016年6月12日(日)13時から16時30分まで
場所:湖西市新居地域センター 大会議室
入場無料でどなたでもご参加頂けます。
腕に覚えがある方、たくさんの人と推手したい方、やった事ないけど始めるきっかけにしたい方、「あいつを倒す!」という方、など、それぞれに楽しんで頂けるイベントにしたいと思いますので、どうぞお気軽にご参加ください。
宜しくお願い致します。
今月も金曜、日曜と続けて活動したのでまとめて練習風景を書かせて頂きます。
まずは金曜FNP。
メンバーはいつもの6人です。
毎度ありがとうございます!
6人いると15セッションの組合わせが可能になります。
これが8人だと28セッション、10人だと45セッションとかなり多彩な練習が出来ますので、なるべくたくさんの方に参加して頂くのが目標です。
ちなみにこないだの年末のイベントは15人でやりましたから、全部で105のセッションが可能でした。
これだけ色々な人と手を合わせる機会はそう無いと思いますので、ぜひ推手サークルのイベントをご利用ください(笑。
さて、6人15セッションもあるとそれぞれを観察しきれませんし、なにより目の前の相手にちょっとでも気を抜くとたちまち極められたり引っくり返されたりしますので(笑、いつもの様に管理人が関わったセッションだけ書かせて頂きます。
HKさんとは通常の推手の中に突きや蹴りといった攻撃を混ぜ、それらにも対応する練習をしてみました。
隙が出来たらそういう攻撃を出して行くんですが、逆に常に「粘」をかけて相手にパンチを出させないようにする訓練とも言えます。
とりあえず攻撃が飛んで来たら何事も無かったようにスルッと流して元の推手に戻る事を心がけました。
KKさんとは最近「つかみ合い」のような推手をします。
四正推手しながら相手の手を取りに行き、すかさずキンダ、もしくは反キンダをかけます。
そればっかりに気を取られていると、開いた空間から打撃が飛んできます。
一瞬たりとも油断出来ません(笑。
Aさんとは危機管理的な練習をしてみました。
ミスして相手の決めの一撃を食らいそうになった時、緊急避難をして立て直す研究です。
そうならない様にするのが一番ですけど、人間である以上ミスや隙は付き物なので、リカバリーの練習もやっておいて損はありません。
他の皆さんの様子もチラチラ見ていましたら、かなり激しくやり合ったり、寝技研究会が出来ていたりと、いつものように何でもアリで楽しんで頂けたみたいで幸いに存じます(笑。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
練習後懇談会では、最近では若者が武術をやるきっかけがない、と言う話が出ました。
30年程前はブルース・リーやジャッキー・チェンなどのアクション映画に加え、「拳児」などの拳法マンガも登場して、正にカンフー黄金時代でした。
管理人も「刑事物語」で火がついて、神社で蟷螂拳を練習したクチです。
しかし、今そういうのが流行らないので若い人たちがエントリーする機会も減っているみたいです。
カンフー映画で熱く血をたぎらせる時代はもう来ないのでしょうか。
嵐とかモモクロとかが太極拳にハマッてくれたら影響大だと思うんですが(笑。
次いで日曜愛知での練習会。
こちらは5人で練習致しました。
いつもご参加ありがとうございます。
愛知の練習会は平均年齢ちょっと高めながら、皆さんかなり熱血です(笑。
雰囲気は静かなんですが、休火山みたいなもので推手を始めると闘志に火がつくみたいです。
皆さん若い頃から色々されていた様で、TKさんからは不要になったスーパーセーフの胴防具を頂きました。
推手サークルの共有財産として活用させて頂きます。
(TKさん、ありがとうございます!)
色々推手を試みました。
特に2本の腕で行う双推手と四正推手をやり込みました。
詳しい事は存じないですが、元々太極拳は双推手が一番の原型じゃないかと思います。
両手を使うと別々のベクトルを同時に、あるいは時間差で掛けて多彩な攻防が出来るようになります。
達人になると体を半分に割って一本の腕で色々出来るみたいですが、普通の人は両手両腕を使うことになるでしょう。
重要なのは「推手のための推手練習」にならない様にする事でしょう。
推手で相手に勝つのが目的ではなく、あくまでも太極拳で戦えるようにするための訓練、という前提でやる必要があります。
でないと、推手では無敵だったのに街で絡まれた時に殴られちゃった、なんてマヌケな事になりかねません。
その他にも力の使い方を実験したり、陰陽の使い分けの話をしたり、とマニアックな一時でした。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
日曜日はよく晴れて日差しが強かったため、空気が黄金色にきらめいているかのようでした。
伊良湖街道では農家の方がキャベツの収穫に精を出しておられ、トラックに出荷用のダンボールが山積みされていました。
あれだけ積んでいたら何箱か道に落としているかもしれません。
落ちているのを交番に届けたら1割くれるかも知れないので、目を皿のようにしながら道をゆっくり走ったのは言うまでもありません。