降版時間だ!原稿を早goo!

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「降版時間」は新聞社整理部の一番イヤな言葉。

★直木賞は原田マハ氏だ!(←勝手に予想)

2012年07月14日 | 新聞
第147回芥川賞・直木賞は17日(水)夜発表。
芥川賞は恐らく「3度目の正直」になる、覆面作家・舞城王太郎氏が当確(当選確実)だけど関心がないので、
直木賞は「この人」だと思う=敬称略。5つ★が最高。

★★★★☆ 原田マハ(50)『楽園のカンヴァス』新潮社=写真左
新潮・山本周五郎賞受賞作だけど、このメンバーなら当確。
恋愛ものから、得意の美術分野であるアート・ミステリーに転進。最後までよくもまぁ騙してくれたなって感じ。

★★★☆☆ 朝井リョウ(23)『もういちど生まれる』幻冬舎
映画化やら大学生作家やら話題はあるけど、書いている題材が狭いし、早すぎる気がする。
もう数作、様子見ですな(←偉そうだな)。

★★★★☆ 辻村深月(32)『鍵のない夢を見る』文藝春秋
講談社メフィスト賞育ち→ノベルス主戦場。候補2回。
とにかく長~い! ……選考委員は最後まで読めるのだろうか。僕はほとんど途中でギブアップ。

★★★★☆ 貫井徳郎(44)『新月譚』文藝春秋
候補2回。面白かったけど、今回は原田氏がいるからなぁ……。
でも、ご苦労さまでW受賞かも。

★★★☆☆ 宮内悠介(33)『盤上の夜』東京創元社
(すみません。SFなので未読です)

――『文壇メッタ斬り!』書評家の豊崎由美さんは
「芥川賞、直木賞ともに、今回は読むのに苦痛な作品がなかった」
と言っていた。ということは、少なくても「該当作なし」はないということかな。
――文藝春秋の刊行本が2作入っているのが気になるのだが。



(* ̄O ̄)

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