降版時間だ!原稿を早goo!

新聞編集者の、見た、行った、聞いた。
「降版時間」は新聞社整理部の一番イヤな言葉。

★この訂正には何も言えません………。

2015年03月28日 | 新聞

3月25日付の続きのような、続きでないような。

ブーメランのごとく自分に戻ってくる「訂正」。
明日は我が身なのだけど、築地新聞の「なぜ我々は、ミスっちゃったか」理由つき訂正記事(以下、新型訂正)を見ると、ドキッとする。
だいたい、なぜミスったかの理由は2つ。
①データの確認が不十分でした。おわびして訂正します。
②思い込みによる間違いでした。おわびして訂正します。

出稿部→編集センター(整理・校閲)でチェックがきかず、
ミスが数版素通り(途中版から記事が入った場合もあるけど)して最終版まで通ってしまったのが痛い、本当に痛い。

3月26日付東京本社版の新型訂正(写真)は、
▽西暦と年号を間違え、
▽税制にも理解が不十分でした。

………〝理解不足でした〟と書かれては何も言えません。
(おっとぉ~明日は我が身・明日は我が身・明日は我が身!)
校閲部の仕事の仕方には2つあると思うので、後日書こうかな、と。

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