降版時間だ!原稿を早goo!

新聞編集者の、見た、行った、聞いた。
「降版時間」は新聞社整理部の一番イヤな言葉。

★紙面整理いつでもどこでも⁈

2015年07月28日 | 新聞

(きのう7月27日付の続きです)
東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開かれていたJANPS 2015(新聞製作技術展)に行った(24日閉幕)。
新聞社の整理部に関係するのは「集配信・CTS」コーナー。
スタートしてから約35年、CTS(コンピューター組み版・編集)に関する技術は出尽くした感があったが、
「方正」(ほうせい)が訴求していたモバイル・システムは面白かった=写真

方正は日刊スポーツ印刷社(東京都中央区)が採用しているCTSシステムで、日刊スポーツをメーンに、サブ系統で日刊ゲンダイほか専門紙をつくっている、という。
文字サイズや判サイズ、グリッド・ベースが全く異なる日刊新聞を毎日数紙編集・発行しているのだから、かなり小回りがきく、機動性が高いCTSシステムのよーだ。

モバイル・システム。
整理マンが、iPhone6プラスやタブレットで、紙面割り付け・レイアウトをすることができそう(かな?)
タバコ部屋で、
別フロアの喫茶店で、
愛人宅で、
チョロ休した自宅で、
出稿メニューが取り込めるところなら、
大組みができそう(かな?)
………………うーむ。

*日刊印刷CTS
日刊スポーツ印刷社は他紙に先駆け、1980年代にはいちはやくCTSに移行していたが、
初期は日本ユニシスが開発したシステムだったような記憶がある。
中国系の方正に変えたのにはビックリした。

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