降版時間だ!原稿を早goo!

新聞編集者の、見た、行った、聞いた。
「降版時間」は新聞社整理部の一番イヤな言葉。

★「得した」と感じる新聞別刷りは。

2012年07月06日 | 新聞
週末「得したなぁ」と感じる新聞の別刷りは――。
▽朝日新聞土曜版「be/赤・青版」
▽日本経済新聞「NIKKEIプラス1」=写真。

とくに、端整な紙面レイアウト、余分なことばを削ぎおとした文章の「青be/フロントランナー」は毎週たのしみにしている。
6月30日付「『怪物』と名もなき大衆を描く/ノンフィクション作家・佐野眞一さん(65)」は、とても良かったぁ(→僕が佐野ファンということもあるけど)。

「(事件の犯人とされたマイナリ元被告の再審が認められた)6月7日は殺された東電OLの誕生日なんです。
僕はあらためて、彼女の闇の『磁力』のすごみを感じました」(引用)

「東電OL」という語を余計な配慮をせず、当時のまま言い換えずに使っていて、さすがである大御所、と思った。
「赤/be」とともに、今どき珍しくカネかけているように感じる編集だし(笑)。

では、別刷り「日曜版」はどうなのだ? と言われると困るが、あまり目を通さないので……(←こらっ)。
なんとなく、しいて別刷りしなくてもいいものもあって、産經新聞のように本体中面に挿してもいいのでは……(←こらっこらっ)。


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