降版時間だ!原稿を早goo!

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「降版時間」は新聞社整理部の一番イヤな言葉。

●僕も好きな小林晴雄先生(77) =忌野清志郎先輩追悼編

2009年05月09日 | 新聞
【5月2日の続きです。写真は本文とまったく関係ありません。京都・鴨川ホルモー!……ではなく、鴨川納涼床です】

今日(9日)青山で告別式の忌野清志郎さん、三浦友和(57)両先輩を輩出した都立H高校美術担当元教師・小林晴雄先生(77)=注。
……すみません! ご存命でしたね(数年前の同期会で鬼籍に入られた、と誤報が流れてましたww)。
先生に、テレビや新聞記事で、まさかお会いするとは思いませんでした。

都立H高校は川の近くにありました。
あのゴミ処理場側の美術準備室で、遠くを見ながら煙草を吸う姿があまりにカッコよかったから、僕も煙草を吸うようになりました(笑)。
当時は、数学の細川達先生ら多くの先生が喫煙してましたね。おおらかな時代でした(笑)。

小林先生は
絵は好き
だけど、
人(生徒)に何かを教えるのは苦手
なような気がしました。

放課後の美術部でも好きなように描かせてくれましたね。
こうすればいいと何かを教えてもらった記憶がありませんが、
「まあ、好きなようにやった方がいい。今のうちは」
と、縛らない寛大さと大人のスタイルを学びました。

しかし計算すると、忌野先輩が入られたころ、小林先生は37~38歳だったんですね。
学園紛争が終わり、できたばかりの新設高校(忌野さんらは二期生)を、三浦先輩らとつくりあげていこうと燃えていらしたんだと思います。

注=僕のころは美術指導だったが、当時は「担任」だった。

◆訂正します=忌野(栗原)さんはH高校二期生でした。訂正します。ご指摘ありがとうございました