杉の子のひとりごと

私の交友録などを中心に,思いを綴っていきます。

天使のいる喫茶店

2010年03月03日 | 日記
3/1 国道11号線を松山方面へ走っていたら友Uからの電話が
鳴った。
路肩に車を止めて、久しぶりにUの声を聞いた。

36会 (サブロク会) のCが松山のN病院へ入院しているので
今日見舞に来たとのことだった。
あいにく、約束していた訪問先へ向っていたので・・・
残念だが会うことが出来なかった。
個人的な相談事があるようなので近い内にUの元は訪ねようと
思っている。

入院しているCは、高校時代は3年間柔道に打ち込み、
卒業後は、長男としての責任感から地元の会社へ就職した。
陰日なたのない、こつこつと仕事をこなす真面目人間だった。

手術で声帯を取り除いたため会話が出来なくなったとのことである。
慣れぬ松山の入院生活は何かと心細いことだろう ?
奥さんが付き添っているようだが、共に田舎人間だから・・・
不安な夜を過ごしているだろう。
早いうちに見舞に行って安心と笑いを届けてやろうと考えている。

我々の歳になると、つぎつぎと誰かが病気に魅入られている、
サブロク会は、ほとんどの同級生が果樹農家の経営者である。
長年の重労働で、知らず知らずの内に身体に無理が来ている。
若い頃の、荒武者達も孫の前では目を細めるおじいちゃんになった。

私は、お節介焼きだ ?
幸せな人には見向きもしないが、
あそこに病に伏す者あれば ? ここに伴侶に先立たれた者あれば ?
と聞けば、気になって仕様がない !?
自分の事をそっちのけで会いに行きたい性分である!

笑いを・・・元気を届けることで、逆に元気を貰って帰る。
友の、さまざまな不安感に寄り添うことで、私の元気と陽気を
注入して、病気を吹き飛ばしてやるのである。

一日中、詰めた仕事でパソコンと睨めっこしていたので !
気分転換を兼ねて、白い白衣の天使と女神さんが住む館・・・
{ アルド-ル・はただ } へ出向いた・・・

今日は、朝から寒気まじりの小雨が降っている、
物静かで暖かい人柄の店長さんと、
白い帽子と白い白衣の、天使と女神さんたちが・・・
いつもと変わらぬ笑みを見せて、迎えてくれた。

此の心地よさは、特筆すべき此の店の特徴だと私は感心している。
ゆったりとした広い店内には、上品なご婦人方が沢山訪れて、
それぞれのテ-ブルには、季節の花々が咲き誇るかのように・・
爽やかなアンサンブルを醸し出している。

男性客が少ないこともあって、気後れしないでもないが ?
「大丈夫ですよ ? 気にしないでくださいね・・・」との言葉に
甘えてお邪魔するのである。

彼女たちは、既婚者の方も居られるようだが、
その方々はきっと家庭でもやさしい妻でありお母さんなのだろうと
思っている。
あの優しさは、職場の躾だけで出来るものではない、
彼女たちのもって生まれた心豊かな所為だろうと見ている。

独身の女神さんたちには、きっと素晴らしい男性が現れて・・・
お伽の国のような教会で、素敵なウエ-ディングドレスを着て
皆さんに祝福される結婚式が、そこまで来ていることを信じている。

お客さんが考え事をしている時は・・・そっと !
話しかける時は、暖かく受け答えを・・・!
常にさわやかな微笑を湛えている・・・。

こんな女神さん達にこそ・・・いっぱいの幸せがありますように
私は、感謝を込めて祈っている。

女神さんたちにも両親や 兄弟が いるはずだ・・・
娘が職場でみなさんと仲良くしているだろうか ?
間違いをしていないだろうか ?
陰ながら心配しているだろう !?

休みにはデ-トも良いけど、たまには親孝行のために
お父さん達に元気な姿を見せに帰ってあげてね・・・!

やさしい応対に感謝して・・・
「ごちそうさまでした !」の言葉を残して私は帰る・・・
心の中で女神さんたちが、「どうか幸せを掴みますように・・・」
と祈って帰るのである。

南向きのアルド-ルに太陽が燦燦と輝く季節がやって来る。
南に面したテラスは、南欧の映画のワンシ-ンを思わせる。
きっと、幸せ感を味わって帰れるだろう。

愛媛県東温市R11号線沿い。
コ-ヒ-とケ-キの館{ アルド-ルはただ } が・・・
あなたを待っていますヨ・・!??

白衣の天使と女神さんたちが微笑んでいます・・・。。。

                   合掌




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