杉の子のひとりごと

私の交友録などを中心に,思いを綴っていきます。

想い出のクリスマス・イブ

2009年12月24日 | 日記
20才の青春の、クリスマス・イブは、
膝小僧を抱えた泣き濡れた夜。

田舎で過ごしたクリスマス・イブは、
木枯らしと波飛沫の砕け散った夜。

テレビで流れるクリスマス・イブは、
東京とジングルベルを恨んだ夜。

独りさまよう場末のクリスマス・イブは、
怒りと嘆きの鉄拳に赤く染まった夜。

青春のクリスマス・イブは、
世の中の不条理に怒った夜。

振り返る私のクリスマス・イブは、
泣いても喚いても振り切れない、
セシ-ルカットを追い求めた夜。

こうして今、あの街を、あの時を、
振り返ると、
悲しさよりも・・・
侘しさよりも・・・
なつかしさが甦るのは、
何故だろう?

あのクリスマスイブが有ったから!
あの流した涙が有ったから?
その後の、恋が・・・
何倍 ? 何千倍に昇華出来たのだろう !?

挫折は、私の青春の出発点 !?

けっして、無駄でなかったことを・・・
教えてくれた。

壮年のクリスマス・イブは、
仕事への活力に変えた夜。

老年のクリスマス・イブは、
酸いも甘いも分かち合う夜。

孫へプレゼントを届けるイブは、
タンス預金を下ろす夜。

今年のクリスマス・イブは、
鳩山総理に託した夜・・・。

政権交代に賭けたイブは、
マニフェストがふらつく夜。

「日本丸 大丈夫ですかネ・・・。。。」

                合掌





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