なごみの散策

旅を楽しみ、心がなごむ写真をめざして掲載しています

寒 行

2011年02月06日 | Weblog
偏妙の滝(兵庫県神埼町)
 竹田城址に向かう頃遠くの山は霞んでいたが休憩に立ち寄ったパーキングの空には星が見えた。 
 これは行かなきゃぁと20時過ぎ管理センターで夜の登山を許可してもらう。
 初めての滝ではあるが滝全体が凍ってるらしい
 真っ暗闇をただ一人豆ランプと案内図を頼りに凍った山道を45分掛けての苦行であった。
 落差70mの滝の上にはきれいな星が瞬いていました。

竹田城址(朝来市)
 ブログ仲間のKさんと落ち合った道の駅、先程寝むったところを起こされた。
 深夜2時ごろ又登山だ 城の石段が疲れきった足に苦痛を呼ぶ
 晴れが少ないこの地方、雪景色のお城に星を流す写真が目的だ。
 周りは残雪、天守閣は冬の風が冷たい中撮影は「修行僧の寒行」のようだった。

スノータイヤにチエン装備で雪道もこれで安心です。Kさんお疲れさまでした。






飛騨路の旅 その3

2011年02月04日 | 二人旅
雪の山から車を掘り起こす・・想像できますか。
ひと晩で信じられない写真のような朝の様子です2台の車が雪で埋まってますが、見つけて~~ 
出発まで1時間掛けてやっと堀おこしました。

この日も雪・雪・雪
高齢化社会の片隅で老人が雪下ろしで転落し亡くなる悲惨な事故が報道されてます
この秘境を訪ねてみて、冬の暮らしが痛ましく大変なことが身にしみました。










宝木取り

2011年02月03日 | Weblog
古く奈良時代から続く天下の奇祭(西大寺・裸まつり)は「会陽・えよう」と呼ばれてます
今年も2月19日におこなわれます。 宝木取りの儀式撮影は2日目の挑戦です。

行事の一つに争奪戦の「宝木」の原木を受け取りに4km離れた無量院へ向かい
深夜0時山門から出発する儀式には厳粛さを感じながらの撮影でした。

宝木の素材を授かりお寺に帰るまで、摩が入らぬように、道中は一切無言の決まりになっているそうです。 
その後原木を宝木として削るそうです。








飛騨路の旅 その2

2011年02月03日 | 
往路は北陸自動車道を一路走り、富山県は砺波市に深夜到着
道の駅は除雪されてなく雪降る中コンビニ駐車場を借りて車中泊だった。(-6℃)

砺波集落を眺め庄川沿いのR156経由で五箇山にむかう。 小さな世界遺産の村が今夜の宿
菅沼集落は白川郷よりも屋根の傾斜がきつくこじんまりとした家が印象的だった。

それだけ秘境の里で豪雪地域の取り巻く環境の厳しさを垣間見た思いだった。
2泊目は集落を歩き、イワナ骨酒を飲みながらおかみさんが歌う民謡が心に響く夜でした。






岐阜新聞

2011年02月02日 | 二人旅
白川郷で雪下ろし中、お寺の屋根から14人が転落する事故にでくわした。

30日はこのお寺の目の前にある民宿に泊まる予定で豪雪の道をやっとたどり着くと
宿のおかみは大騒ぎだ。 積雪2m近い屋根の雪下ろしは本当に命がけの作業である。

昨日から記録的な大雪とこの事故により、ライトアップ時の展望台へのすべての道が通行禁止となって、登山の準備もむなしく泡と消えた。
合掌集落全体に明かりが灯る写真が撮れないのはとても残念ではあるが、安全のためには変えられない。

写真は転落のあったお寺、雪下ろし作業は中止のままである (岡山では予想もつかない積雪)

ttp://www.hokkaido-np.co.jp/news/dogai/270869.html
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20110130/201101301135_12824.shtml




飛騨路の旅 その1

2011年02月01日 | 二人旅
雪に浮かぶ合掌造りの旅に27日から4WDを駆使して夫婦で行ってきました。

3度目の飛騨ですが雪景色をみたさに計画しましたが、奇しくも地元の人も今年は久しぶりの豪雪とかで
いかに雪国の暮らしが大変だと体感の旅でもありました。

大雪が続き雪下ろし14人転落、福井では車の立ち往生など晴れの国では想像もできず
5日と云う短い期間でも2mを超える積雪の生活はご苦労が忍ばれます。

音もなく積もり行く雪、合掌造りを撮影後はお酒がよく似合いました。