けっこういい加減になぐり書き!

主に1日の〈聴いた・読んだ・こんな事あった!〉を備忘録代わりに書いています。

サン=サーンス「ヴァイオリン協奏曲第3番」

2010-02-28 | クラシック音楽

2月も終わりますねぇ~。


久しぶりに(そうでもないか?)、クラシック音楽を聴いた記事です。

最近は、全くと言っていいほど、作品の新規開拓をしていませんでした。
購入するのは、相変わらずベートヴェンの交響曲ばっかり。それも、大好きな「第9」が単品で見つける事が出来なくなってきたため、「交響曲全集」物を購入してしまうためです、ハイ。3000円ぐらいで買えるので、単品1枚買うよりも“お得感”ありますしね。
でも、全集買っても、今のところ聴く交響曲は限られているので、宝の持ち腐れ状態と言えます・・・。だいたい9番・7番・4番・8番(聴く頻度順)ぐらいしか聴かないので、これじゃ流石にもったいないので他の交響曲も気合入れて聴かないといけませんね。(苦笑)



そんな中、気になって購入したのが、サン=サーンス「ヴァイオリン協奏曲第3番」です。(また「ヴァイオリン協奏曲」かい!)
何故か「ヴァイオリン協奏曲」が好きでもある私、有名どころは聴いたので、他に人気がある作品がないか?と調べてみたら、このサン=サーンスの作品が見つかったのです。


思えば、サン=サーンスという作曲家は、以前交響曲第3番「オルガン」や「ピアノ協奏曲第5番」を聴いていて、けっこう好きになった相性の良い作曲家です。
なので、この「ヴァイオリン協奏曲」も楽しみでした。


873_3

チョン・キョンファ(ヴァイオリン) 
ローレンス・フォスター指揮/ロンドン交響楽団


このCDのみが店頭にあったので、選択の余地もなく?購入。
もっとも、チョン・キョンファという方(女性)のヴァイオリンは凄い!と聞いていたので、購入に際して悩む事は無かったです。


聴いてみましたが・・・これが、けっこう良かったです!
これまで聴いてきた、ベートーヴェンやブラームス、チャイコフスキー等の作品と比べて、それほど長くなく、あまり重厚さもないので聴きやすくて、作品に入り込みやすかったです。
いや、ほんと、聴きやすかったです。

第1楽章の冒頭で、いきなり独奏ヴァイオリンが聴こえてきた瞬間、「あぁ、いいなぁ~」と思ってしまいました。
それからは、作品&ヴァイオリンの音色・旋律に自然とすっかり魅せられてしまい、第3楽章まで飽きずにあっという間でした。
凄いなぁ、と思いつつ、ヴァイオリンの響きに正に惹き付けられた、と言っても過言ではありません。


いつも記事を書くたびに言っているように、クラシック音楽に関して、未だド素人の私にはヴァイオリニストとしてチョン・キョンファという女性が巧いかどうかは、ほんとわかりません。(情けない...)
でも、そんな私でも聴いていて引き込まれ、十二分に感動を覚えるのだから、作品の力もあるのでしょうが、やはりそのヴァイオリンには魅力的なものを備えているのでしょうね。
お隣の国の方ですかぁ。


ただ・・・カップリングの、ヴュータン「ヴァイオリン協奏曲第5番」の方は、どうも私の好みに合わないみたいで、何度聴いてもイマイチ楽しめません。
ヴァイオリンの演奏は凄い!と思うものの、作品に入り込めないのです・・・嫌いじゃないけど。(汗)


サン=サーンスの「ヴァイオリン協奏曲第3番」・・・また1つ、聴き比べをしたくなった作品が出来ました。
正に、嬉しい悲鳴です。
でもまぁ、前に挙げたパガニーニの「ヴァイオリン協奏曲」も、未だに聴き比べに到っていないので、いつになるかわかりませんけどね。(笑)



これからは、新しいCDを聴いたら、メモ代わりにこまめにUPしたと思います。
でも、有言不実行の私。どうなることやら。(苦笑)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする