10月も後わずかになりました。
ハァ・・・ブログに書くネタがありません・・・。
ブログ運営も難しいものですね、やはり。
そんな状況なので、またしても好きな曲を書いて誤魔化します。(笑)
それで何の曲にしようかな、と思ったのだけど・・・さっき聴いていた、ポール・マッカートニーがビートルズ解散後に結成した自らのバンド、ウイングスの「やさしい気持」にしようかと。
1976年に発表された、ウイングスのアルバム『スピード・オブ・サウンド/AT THE SPEED OF SOUND』のラストを飾る、ポールらしい優しいバラードナンバーです。
このアルバム、大ヒットした「心のラヴ・ソング」が収録されているものの、大雑把とか地味目だとか、メンバーが歌っている曲が多いのもあって、売れた割には評価も低くイマイチ人気がないアルバムです。
まあ確かにパッとしない印象があります。
昔、音楽雑誌の「バカ売れしたアルバムがすべて名盤とは限らない!」との企画記事で、その例えのアルバムに選ばれていたしなぁ。(涙)
しかし。
バラードを歌うと右に出るものはいない?というポールの魅力を堪能出来るのが、この「やさしい気持」。
このアルバムで大好きな曲の1つです。
「やさしい気持/Warm And Beautiful」
イントロのピアノから、スッと曲に惹き込まれます。
基本的に、ピアノとポールのボーカルだけで曲は淡々と進行していき、後半で入ってくる控え目のストリングスの響きが、それがまた美しくとても心地好いです。ポールのボーカルが、心に染み渡ります。
この曲、実にシンプルなアレンジです。
それが未完成のイメージを持たせ、この曲を名作バラードにまで押し上げる事が出来なかった、もっと上手く出来たはず・・・という記事を昔読んだ記憶がありますが、個人的にはこのままのシンプルな響きの方が魅力的だと思います。
シンプルで余計な装飾がされていないから、純粋にポールの優しさが伝わって来る・・・そう思います。
私にとって、この「やさしい気持」は最高の一曲です。
たまに聴くと、ジーンと来てしまいます。
お薦めです。
やはり、好きな内容だとスラスラと記事が書けますね、ハハハ。(苦笑)