「お月さまより美しい娘」小山皓一郎編・訳(小峰書店)を読みました。
「世界の昔ばなし」シリーズの中の、トルコの昔話です。
男性より女性が大事な役割を演じる場合が多い、という編者のまえがきどおり、女性が主人公のお話が多いです。語り手が母親やおばあさんであることが関係があるのかも、という指摘も。
「~太郎」の物語が多い日本とは対照的ですね。
児島さん編訳の「トルコの昔話」(こぐま社)と重複する話はありません。
同じ「忍耐の石」が登場してもストーリーが違ったり。
三人娘、意地の悪いまま母、魔法にかけられた王子など、物語はいずれも昔話のスタンダード。
「わたしは緑の木の葉でした」は、結婚相手を王子と知らずに嫁いだお姫様の話。
ガチョウ番と結婚したと思ってひたすら夫に尽くすお姫様。
苦労知らずのお姫様に忍耐を学ばせるためかもしれないけど、ここまで苦労させる必要があるのかな?と思いました。王子様も人が悪い・・・。
表題作は「白雪姫」のような話です。
ただお姫様ののどにひっかかったのはリンゴではなくガム。
トルコでは女性の美しさの形容は「月」なのですね。
日本なら「雪」・・・かな?
「世界の昔ばなし」シリーズの中の、トルコの昔話です。
男性より女性が大事な役割を演じる場合が多い、という編者のまえがきどおり、女性が主人公のお話が多いです。語り手が母親やおばあさんであることが関係があるのかも、という指摘も。
「~太郎」の物語が多い日本とは対照的ですね。
児島さん編訳の「トルコの昔話」(こぐま社)と重複する話はありません。
同じ「忍耐の石」が登場してもストーリーが違ったり。
三人娘、意地の悪いまま母、魔法にかけられた王子など、物語はいずれも昔話のスタンダード。
「わたしは緑の木の葉でした」は、結婚相手を王子と知らずに嫁いだお姫様の話。
ガチョウ番と結婚したと思ってひたすら夫に尽くすお姫様。
苦労知らずのお姫様に忍耐を学ばせるためかもしれないけど、ここまで苦労させる必要があるのかな?と思いました。王子様も人が悪い・・・。
表題作は「白雪姫」のような話です。
ただお姫様ののどにひっかかったのはリンゴではなくガム。
トルコでは女性の美しさの形容は「月」なのですね。
日本なら「雪」・・・かな?