先日、雨の中三岐鉄道へ行った際、近鉄のラッピング電車を撮った。
大阪方面と比べると地味な感が拭えない名古屋線の通勤車の中にあって、「名四コンサルタント」と描かれたロゴが何とも派手だった。
まぁ、これはこれで希少価値があるからいいか、とも思う。
そして、本命の三岐鉄道でも「名四コンサルタント」のラッピング電車は走っている。
近鉄電車以上に派手に見えたのは自分だけだろうか。
しかもご丁寧に前後で . . . 本文を読む
全線復旧を断念した高千穂鉄道。
その地元、高千穂町議会の「高千穂鉄道に関する調査検討特別委員会」が同線の存廃に関する全世帯アンケートの結果をまとめ、公表した旨が今日の読売新聞に掲載されていた。
アンケート結果の要旨は次のとおり。
なお、調査自体は全線復旧を断念する前、全線復旧に10年間で約40億円が必要になる事を踏まえて実施された。
○町と県北の将来のために残して活用すべきか
「そう思う」5 . . . 本文を読む
福井駅前・田原町間を往復して試乗会は終了した。
市内線での800形撮影は堪能したので、今度は第三便終了後、西武生へ運転される800形の団体臨時列車を撮ろうと思う。
試乗列車の最終便となる第三便が福井駅前に到着するのは15:05。
しかし、ここから団体列車が発車する時刻がわからない。
救いは行き先がはっきりしていることと、じっと待っていれば確実にやってくるということ。
時計を見ると、まだ余裕はあ . . . 本文を読む
TOMYTECから発売されている「鉄道コレクション」。
「お金に余裕がない、スペースがない」と言って鉄道模型には手を出さずにいる自分がついつい手を出してしまった。
というのも、第一弾の顔ぶれが渋く、自分の好みにピタリと合っていたからだ。
その顔ぶれを挙げると、鶴見臨港鉄道モハ100(現在のJR鶴見線。国鉄に買収された後、全国の中小私鉄に散っていった事で有名)、日本鉄道自動車製の小型車、名鉄デキ1 . . . 本文を読む
西武生での元名鉄車との再会を無事終えた。
短い時間だったが、岐阜時代からの変更点をじっくり見る事が出来たので十分満足。
次は「800形LRV試乗会」に間に合うように福井駅前に戻ることにする。
やってきたのは元静岡鉄道の300形。
西武生で出番を待つ元名鉄車が動き出すのと引替に、この車の寿命は尽きる事になっている。
市役所前には正午過ぎに到着。
ステップを使って低いホームへ降り立つ。
確かにお年寄 . . . 本文を読む
今月に入って古書店から古書目録が頻繁に届くようになった。
先週は3冊の目録が郵便受けに入っていた。
そして、今日は今日で封筒が二つ、郵便受けに届いていた。
封筒を一つ手にするとズシリと重い。
早速開けて中身を取り出す。
やっぱり古書店からの目録だった。
それにしても、二冊の内、一冊がえらく厚い。
ちょっと興味が湧いたので、ページ数を数えてみる。
「318ページ」。
古書店が自ら作成して送って . . . 本文を読む
先月後半の週末は結構慌ただしかったんだ、と記録を整理して改めて思う。
樽見鉄道に乗った翌週の土曜日、19日には福井へ行った。
目的は先月書いたように、「福井鉄道800形LRV試乗会」に参加するためだったが、同時に色々と見ておきたい事もあった。
既に紹介済の試乗会部分を除いた、一日の顛末を綴っていきたい。
11月19日、福井駅前は曇りだった。
ここから一日の予定をスタートさせる。
9月に福井鉄道に . . . 本文を読む
前回から大分時間が経過してしまった。
書庫作りにまつわるエピソードを最後にまとめたのが10月末だったから、およそ一ヶ月ぶりになる。
先月の週末は出歩いていたため、書庫の外回りに関する作業は全く進まなかった。
しかし、砕石や敷石といった材料だけは空いた時間に買いそろえていた。
今週末は買いそろえた材料を広げてみたいと思い、土曜日の午後から作業を始めた。
まずは書庫となっている物置下部の地面を掘り . . . 本文を読む
本巣駅の構内は広い。
その片隅に客車が4両留置されている。
かつて北方真桑の主であった「うすずみファンタジア号」だ。
以前の留置場所から姿を消していたが、いつの間にか、ここに移動していた。
早速、留置場所へ行ってみた。
「うすずみファンタジア号」は元JR東海の12系客車であるオハ1000形・スハフ100形がトキ25000を改造したトロッコ客車、うすずみ1形2両を挟む5両編成だった筈。
その大垣方 . . . 本文を読む
「高千穂鉄道廃線」。
この速報が流れてから一夜が過ぎ、続報が入ってきた。
9日時点の状況は「全線復旧が断念された」ものの、「全線廃止」の決断が下された訳ではない事が明らかになってきた。
結果的に速報の内容はミスリードという事になるが、依然として状況が極めて厳しい事に変わりはない。
「TR全線復旧を断念 部分運行は20日判断」(宮崎日日新聞・12/10)
「台風被害の3セク・高千穂鉄道、全線復旧を . . . 本文を読む
台風14号で大被害を受けて運休中の高千穂鉄道。
その存廃議論に結論が出た。
非常に残念な事だが、高千穂橋梁を行く列車の姿を見ることはもうできない。
「高千穂鉄道、廃線へ 部分運行も断念」(西日本新聞・12/9)
「高千穂鉄道、廃線へ 部分運行も断念」(共同通信・12/9)
記事の要旨は次のとおり。
○高千穂鉄道の取締役会が9日に開催された。
○同社の社長である高千穂町長は記者会見で「経営という . . . 本文を読む
この時期、自治体は定例議会の真っ最中。
勿論、桃花台線の廃線問題を抱える愛知県や小牧市もその例外ではない。
という訳で、新聞報道から桃花台線を巡る議会の様子を拾ってみた。
「廃線時、円滑にバス転換」(中日新聞・12/9、web未掲載)
記事の要旨は次のとおり。
○8日に開催された愛知県議会・企画環境委員会で、県は「廃線が決まった場合でも円滑にバスへの転換が図れるよう小牧市やバス事業者と相談したい . . . 本文を読む
東大垣から樽見へ向かう単行のディーゼルカーに乗った。
車内は結構混雑しており、座席は埋まっていた。お昼前という時間帯を考えると結構乗っていると考えれば良いのだろう。
このあたりは柿の栽培が盛んで、至る所に柿の木が見られる。
その中で巨大なショッピングモールの建設が進められていた。
旧名鉄揖斐線をアンダークロスして、北方真桑に到着。
留置線には5両ある14系客車の内、中間車3両が留置されていた。 . . . 本文を読む
今日から少し時計の針を巻き戻し、11月の旅日記を書いてみようと思う。
先月は「黒部ルート」関係の記事を多く書いた関係もあって、その他に行った所の話を書く事ができなかった。
前置きが長くなってしまった。
11月13日に樽見鉄道へ乗りに行ってきた時の顛末を今回から数回に分けて綴ってみようと思う。
唐突に樽見鉄道を訪れようという気になったのは、来年3月で廃止される事が決まっている本巣からのセメント貨物 . . . 本文を読む
トロッコ列車を貴重な観光資源の一つと捉えつつも、「まず経営成立が基本」というものだった。
「「まずは経営成立が基本」 部分復旧も厳しい 台風被害の高千穂鉄道」(西日本新聞、12/7)
「「TR存続厳しい」 安藤知事「部分復旧も困難」」(宮崎日日新聞、12/7)
両社の記事は宮崎県の12月議会一般質問の知事答弁の内容を取りあげたもの。
要旨は次のとおり。
○6日の知事答弁で、全線復旧、部分復旧 . . . 本文を読む