我が家に「鉄道コレクション」がやってきた。

TOMYTECから発売されている「鉄道コレクション」。
「お金に余裕がない、スペースがない」と言って鉄道模型には手を出さずにいる自分がついつい手を出してしまった。

というのも、第一弾の顔ぶれが渋く、自分の好みにピタリと合っていたからだ。
その顔ぶれを挙げると、鶴見臨港鉄道モハ100(現在のJR鶴見線。国鉄に買収された後、全国の中小私鉄に散っていった事で有名）、日本鉄道自動車製の小型車、名鉄デキ100(凸形で、キャブに荷物扉を持っていた事で割と知られている)、私鉄木造貨車ワフ＋ト、という4種類。
この4種類をベースに色替えで10種類＋シークレットという商品構成。
それにしても、「ローカル私鉄」、「旧型電車」というキーワードに敏感に反応する人をターゲットにしたんじゃないかというぐらい、「狙った」ラインナップだと思う。

特に、名鉄デキ100の活躍を見た人はどれだけいるのだろうか。
手元の資料を見ると、デキ101・102は1965.11、103は1966.2、最後まで残った104も1968.5にそれぞれ廃車されている。
勿論、私も動いている所を見た事はない。

特に鶴見臨港鉄道モハ100は静岡鉄道に車籍はないものの1両が、銚子電鉄デハ301として一両、合わせて二両が現存している。
この二両については実際に見ているので、馴染みがない訳でもない。

幸い、Amazonで2割引で売られていたこともあったので、1BOXを半ば衝動的に購入してしまった。
そのBOXが今日、我が家に届いた。

何が入っているか。
恐る恐る一つずつ開けていった。
で、その結果。
入っていた順番に書いてみた。

・銚子電気鉄道デハ301(鶴見臨港鉄道モハ100の色替え)
・静岡鉄道モハ20(同上)
・名古屋鉄道デキ101(正面ゼブラなし)
・銚子電気鉄道デハ501(日本鉄道自動車(小形車)の色替え、入線当時のクリーム地に窓回り赤色)
・上田丸子電鉄モハ2321(同上)
・名古屋鉄道デキ104(正面ゼブラ入り)
・上田丸子電鉄モハ4255(鶴見臨港鉄道モハ100の色替え)
・フリー モ1031(同上)
・フリー モ1032((日本鉄道自動車(小形車)の色替え)
・木造貨車ワフ＋ト

の以上10種類。
幸いな事にダブりはなかった。
それにしても、改めて渋いラインナップだ。
Nゲージをやっている知人は「2BOX買った」と言っていた。
考えてみれば、格安でローカル私鉄の車両が手に入る訳で、これに別売の動力ユニットを組み合わせれば、あっという間に動力車に早変わり。
コストパフォーマンスは高いと思う。

という訳で、第二弾の発売発表を楽しみに待つことにしたい。