今年三月に能登線(穴水・蛸島間61.0km)を廃止した、のと鉄道。
路線を大幅に縮小したこと及び新型車NT200形の投入に伴い、従来使用していたディーゼルカーの今後はどうなるかと思っていた。
車齢などから恐らくそのまま廃車解体と思っていた矢先、ミャンマーへ13両が譲渡されることが決まった旨が9日の北国新聞で報道されていた。
記事の要旨は次のとおり。
・ミャンマーへ送られるのは1987年と1991 . . . 本文を読む
現在、岐阜からの路面電車を導入して新旧交代まっただ中の豊橋の路面電車。
車両の近代化はこれでしばらく打ち止めだろうと思っていた矢先に、こんなニュースが飛び込んできた。
「『夢の超低床車両・LRT』導入で豊橋鉄道と市が合意」(東海日日新聞、9/7)
記事の要旨は次のとおり。
・2007年度に超低床車(LRV)を導入する。
・前項の計画について豊橋鉄道と豊橋市の間で合意に達した。
・豊橋鉄道は国土 . . . 本文を読む
今日未明の記事の続報。
一夜が明け、台風14号が高千穂鉄道にもたらした被害の全貌が宮崎日日新聞の記事から明らかになってきた。
・崩落した二カ所の橋梁は、川水流・上崎間が第一五ケ瀬川橋梁(延長238m)、槙峰・亀ケ崎間が第二五ケ瀬川橋梁(延長164m)。
・崩落した二カ所の橋梁に加え、道床流出、土砂崩れが至るところで発生している。
・全線の点検が完了するのは8日。
二カ所の橋梁について、前者は昨 . . . 本文を読む
昨日、九州から西日本を横断して日本海へ抜けていった台風14号。
当然、台風が来ると公共交通機関へ影響が及び、列車や飛行機は運休する。
そんな中、今回の台風で致命傷になりかねないダメージを受けた鉄道がある。
よりによって、ここかというのが最初に受けた印象だった。
「鉄橋2カ所で全壊 高千穂鉄道、台風14号の風雨で」(産経新聞、9/7)
要旨は次のとおり。
・川水流・上崎間の鉄橋が長さ約200メー . . . 本文を読む
今日から、ジェイアール名古屋タカシマヤ(以下「タカシマヤ」)10階催事場で「ジェイアール名古屋タカシマヤ 古書・古本フェア」が12日までの日程で開催される。
という訳で、仕事帰りに少し寄ってみた。
とはいえ、生来からの無精故、地下街から地上遙かな10階まで上がるのは面倒。
たとえ、エスカレーターやエレベーターの助けがあったとしても、それ故に仕事帰りにタカシマヤに寄る機会はあまりない。
今回はエレ . . . 本文を読む
9月2日の金曜日。
東京発の「ムーンライトながら」で西へ下る。
東京出発直前まで知人と飲んでいたので、アルコール分が邪魔をして寝付けなかった。
それでも、横浜~浜松あたりの記憶がないこと、浜松から大垣まで断続的に意識が途絶えているところを見ると、それなりに眠れたようだ。
大垣には明けて3日の朝、定刻通り6:53に到着した。
すぐに網干行普通電車に乗り換え、慌ただしく大垣を離れた。
また睡魔が襲っ . . . 本文を読む
先週金曜日、つくばエクスプレスに乗ってきた。
起点の秋葉原に到着したのは朝のラッシュアワーも一段落ついた9時過ぎ。
さっそく、地下ホームへ続くエスカレーターに乗る。
話には聞いていたが、本当に地下深くにある駅である。
開通後一週間が経過し、開業記念グッズは売り切れていた。
そこで、パスネットを一枚購入してからホームへ降りる。
9:35発の守谷行普通電車は静かに出発した。南千住までの地下区間の乗り . . . 本文を読む
「鉄道車両への自転車持ち込み」。
これまで実施している事例は結構多い。
例えば、三岐鉄道や近鉄養老線等が思いうかぶ。
ただ、これらは地方路線。
日中は空気輸送に近い状況を打破し、少しでも利用客を増やそうと始めたサービスだと捉えている。
自転車を電車に持ち込む。
自宅から最寄り駅までは自転車、最寄り駅から目的地までは鉄道、目的地では自転車で移動。
これだけ見ていると環境にも優しいし、個人的には歓迎 . . . 本文を読む
昨日に引き続き、廃止3ヶ月後に開催された第3回定例会の議論を取りあげる。
路面電車廃線後の諸問題についてお尋ねする。
1点目は、岐阜市は、廃線の結論を出した経過について、沿線住民に対し十分な説明をし、理解を得ていなかったと思われるが、いかが考えるか。
2点目は、関市の民間企業が名鉄3線の資産譲渡の意向を示しているが、こうした動きに対し、市長はなぜ仲介の労をとらないのか。
さらに、岐阜市の総合交 . . . 本文を読む
今週末、名古屋古書会館で古書即売会「オールデイズクラブ」が開催されている。
金曜日は東京、昨日は福井県入りしていたため、最終日となる今日、会場へ行ってきた。
10時30分過ぎに会場入りしたが、一階の均一本コーナーにいる人はごく僅か。
片手で数えられるぐらいだろうか。
最終日ともなると、めぼしい本は漁り尽くされているのだろうか。
静かに本会場への階段を上がる。
本会場もまた静かだった。
まぁ一階 . . . 本文を読む
「3ヶ月に一回」というパターンが定着した、このシリーズ。
今回は今年6月に開催された第3回定例会を見てみよう。
ちなみに、5月に第2回臨時会が開催されているが、ここでは路面電車云々の質疑はなかったため省略する。
路面電車が消えて3ヶ月が経過した時点の議論はどのように展開されたのだろうか。
参考:岐阜市議会議事録
本市の公共交通は路面電車廃止によって完全にバスに頼らざるを得ない状況であるが、「 . . . 本文を読む
朝のホームに一人佇む。
空を見ると、すっかり秋空が広がっている。
主に北陸本線の列車が発着する5番・6番線。
そのホーム先端に、役割を終えた洗面所が半ば放置されている。
蛇口は既に撤去され、与えられた機能を果たすべくもない。
かつて、蒸気機関車が牽引する長距離夜行列車が駅に到着すると、乗客は目などについた煤を洗い落とそうと我先にホームに設けられた洗面所に殺到したという。
それは、自分たちが生まれ . . . 本文を読む
東海道線下りホームから、旧東急東横線の高架橋を見る。
一見、今にもステンレスカーが渡ってきそうな雰囲気。
だが、架線が既に撤去されているという事実はそれが「幻」に過ぎない事を教えてくれた。
大都市のど真ん中にある廃線跡。
この廃線跡はどう活用され、変貌していくのだろうか。
朝の横浜駅で上京してくる夜行列車を待ちつつ、そんな事を思った。
. . . 本文を読む
新岐阜百貨店に続き、またしても名鉄岐阜駅前から商業施設が姿を消す。
「来年8月末閉鎖 岐阜パルコ」(中日新聞、8/31)
記事の要旨は次のとおり。
・岐阜パルコを2006年8月31日で閉鎖する。
・閉鎖理由は売り上げ低迷と建物の老朽化。
売り上げ低迷の理由として、1989年の名古屋パルコ開店、2000年のジェイアール名古屋高島屋の開店に伴う名古屋への買い物客流出が大きく影響したことが挙げられ . . . 本文を読む
昨日、正式に富士市長が全国に先駆けてデュアル・モード・ビークル(以下「DMV」)を導入することを表明した旨が静岡新聞で報道されていた。
この件については、ずっと前に紹介したことがあるが、自分が思っていたより早く具体化に向けて動き出したことになる。
記事の要旨は次のとおり。
・富士市長が8/29・30日の両日にわたって、JR北海道本社を訪ねた。
目的は来年迎える市制40周年の記念事業として、富士 . . . 本文を読む