DB9の機回しが終わり、発車を待つだけになった「かわかぜ」号。
発車前の時間を利用して機関車に近づいてみることにする。
やはり気になるのはキャブの中身。
よく見ると床からクラッチペダルとシフトレバーが生えている。
このことから、DB9が機械式変速機を備えていることがわかる。
そして、日本の私鉄における機械式変速機を備えた内燃車両も今や大井川鐵道のこのDB8と9の二両だけになってしまった。
機関車先頭部には「かわかぜ」号のヘッドマーク。
個人的にはヘッドマークなしの姿を見たかった・・・という気持ちはあったが別段あって困るものでもない。
ちなみに逆向運転の時はヘッドマークはつかない。
千頭駅のホームに佇むDB9+客車二両。
この編成だけ切り取って見ると、昔の森林鉄道を連想しなくもない。
と、そんな事を撮りとめもなく考えているうちに「乗っていいですよ」と係員から声がかかる。
今回、DB9に牽かれる客車はスハフ4と6。
ご存知のとおり井川線は車両限界が小さいため、必然的に客車も小さなものになる。
従って、「よっこいしょ」と少し身を屈めて乗り込むことになる。
12時35分。
「かわかぜ」号は千頭駅をゆっくりと発車した。
結構混んでいるのでは、という当方の思いに相反して意外と車内は空いていた。
身体をくねらせて景色を見ることができる程度には。
DB9は二軸機らしく車体を左右に揺らしながら走る。
その様子を見ているだけでも楽しい。
客車の窓は勿論全開、道路に阻まれて景色を見るには難ありだがDB9の動きを見ているだけで全てが帳消しになってしまう。
もう少し乗っていたいな・・・と思った頃、終点川根両国に到着。
乗車時間5分の超ミニ旅行はこうして終了した。
「かわかぜ」号に「乗る」、という目的は達成したので今度は「撮る」方に専念したいと思う。
発車前の時間を利用して機関車に近づいてみることにする。
やはり気になるのはキャブの中身。
よく見ると床からクラッチペダルとシフトレバーが生えている。
このことから、DB9が機械式変速機を備えていることがわかる。
そして、日本の私鉄における機械式変速機を備えた内燃車両も今や大井川鐵道のこのDB8と9の二両だけになってしまった。
機関車先頭部には「かわかぜ」号のヘッドマーク。
個人的にはヘッドマークなしの姿を見たかった・・・という気持ちはあったが別段あって困るものでもない。
ちなみに逆向運転の時はヘッドマークはつかない。
千頭駅のホームに佇むDB9+客車二両。
この編成だけ切り取って見ると、昔の森林鉄道を連想しなくもない。
と、そんな事を撮りとめもなく考えているうちに「乗っていいですよ」と係員から声がかかる。
今回、DB9に牽かれる客車はスハフ4と6。
ご存知のとおり井川線は車両限界が小さいため、必然的に客車も小さなものになる。
従って、「よっこいしょ」と少し身を屈めて乗り込むことになる。
12時35分。
「かわかぜ」号は千頭駅をゆっくりと発車した。
結構混んでいるのでは、という当方の思いに相反して意外と車内は空いていた。
身体をくねらせて景色を見ることができる程度には。
DB9は二軸機らしく車体を左右に揺らしながら走る。
その様子を見ているだけでも楽しい。
客車の窓は勿論全開、道路に阻まれて景色を見るには難ありだがDB9の動きを見ているだけで全てが帳消しになってしまう。
もう少し乗っていたいな・・・と思った頃、終点川根両国に到着。
乗車時間5分の超ミニ旅行はこうして終了した。
「かわかぜ」号に「乗る」、という目的は達成したので今度は「撮る」方に専念したいと思う。