今日、福井鉄道へ元名鉄車がやってくる。

昨日から福井鉄道の話を書き始めた矢先にこんなニュースが飛び込んできた。
何とタイミングの良いことか。

「明日、9月28日(水）午前5時～6時頃の予定で、西武生駅横の電車車両工場に来年4月から運行予定の低床式の電車車両が陸送にて搬入されます。見学希望の方は福井鉄道本社前駐車場をご利用下さい。【午前8寺頃まで可】（2005.9）」とのお知らせが福井鉄道HPに出た。

とうとう、と言うべきか、やっと、と言うべきか。
画像掲示板等で福井へ行く800・770形が市ノ坪から搬出される所を見た。
側面の印象は良かったが、正面の塗り分けに少し違和感を覚えなくもない。
まぁ、これは福井の街で見れば印象も変わるかも知れない。

以前触れた記事では「10月上旬」となっているが、一週間程度前倒しされている。
やはり、10月22日に開幕する「国民文化祭・ふくい2005」に合わせて路面電車区間を走らせようとした場合、これに合わせて試運転等の時期も前倒しする必要がある。そう考えると、搬入時期の前倒しも納得できる。

後、興味を惹くのは市内線で走らせる場合の運行形態と投入される車両。
4年前の「トランジットモール実験」の時は福井新～福井駅前・田原町で名鉄から借り入れられた800形が走ったが、今回もこれを踏襲するのではないかと思っている。
また、路面電車区間のみを走るという事を考慮すると、必要最小限の両数で足りる。10月の運転はいわば「顔見せ」だから、やはりインパクトがある800形が最初に入るのだろう。

という訳で、いよいよ岐阜からの路面電車との置き換えが始まる福井鉄道。
どの車両が残るか会社側から明らかになっていないだけに、今後の動きに注目しつつ、機会を捉えて福井入りできればと思っている。

追記：
800形だけではなく、770形も福井へ発送されたとのこと。
さて、来月の運転開始時はどちらが走るのだろうか。